山を観ても、巨岩を観ても、豊穣な田畑を見てもそこに神が宿ると信じる極めて広い宗教心、
八百万(ヤオヨロズ)の神を信仰する民は、極めて稀有な存在であろう。一神教の民には理解不能という。
昨夜は、月にお供え物を上げ愛でながら願い事を祈る中秋の名月ということで、今か今かと待っていたが、雲に邪魔され無月に終わる。予報によれば十六夜の月は期待できるという。昨夜の分も含めて祈り愛でることにしよう。
子供の頃、この夜に限り物を盗んでもいいなどと言っていた記憶があるが、、、あれはどうした風習から来たものなのだろう。喜捨の心からか。