差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

白砂青松

2018年02月18日 | 日記

 残念なことに現在松の枯死の進行が止まらない。40数年前は元気だった我が住宅地周辺の赤松の巨木群がマツノザイセンチュウの影響で次々と姿を消してしまったし、都の公園内も例外でない。

 その公園の関係者が、復活に涙ぐましい努力をしている光景を昨日ウォーキング路を変えて見つけたのでアップする。実生で生えた幼木一本一本を労り、励ますように目印をつけて護っている。数ある幼木が成長し、嘗ての様にハルゼミの合唱が愉しめるようになって欲しいものである。

 松の枯死前線は海岸線ばかりではない。身近な里山でも進行中である。 白砂青松と聴くだけで美しい海岸線を想起させる。自然の回復を図るのも人の力である。そのために自分は何をするべきか小さなことから考えなくては、、、。


スズメがいない

2018年02月17日 | 日記

 この冬は厳しい寒さが続いたこともあってか、スズメの姿をとんと見かけない。糠を蒔いても啄んだ様子もない。先日スズメの大量の不審死が報道された。雛の越冬率はそう高くないというススメのこと心配である。

 その代わりでもないだろうが、シロハラ(?)一匹が毎日のように訪れ小一時間餌探しと日向ぼっこを愉しんでいる。

 早く春を謳歌するようなチュンチュンと鳴くスズメたち夫婦の姿を見たいものである。身近な鳥だけに、、、、。


季節外れか?

2018年02月16日 | 日記

 軒下の陽だまりに生えている芝桜、4月ごろ咲くのであるが何をどう勘違いしたかポツリポツリと咲き始めたのでアップする。一面に咲き誇る秩父の羊山公園の芝桜等有名であるが群生の観賞であって個々の花を見ることはないが、庭のそれをよく観ると数ミリ花弁が5枚で1cm程の可憐な花である。桜の名がついているので在来種と思いきや北米産の外来種という。

 寒い寒いと言っても今日は中国や朝鮮で祝う春節、春は近いぞ!!芝桜もそれを教えてくれている。


今日は大晦日

2018年02月15日 | 日記

 郷里でのお正月は旧暦で祝っていた。物心ついた時からお正月はそうであったし暦のずれなどなんとも思わなかった。当然のことながら紅白歌合戦など忙しく働いている最中のできごと別世界の騒ぎごとぐらいにしかとらえていなかったように思う。

 ところで旧暦でいうと今日は大晦日にあたる。父母たちが朝からその準備に忙しくしていたが子たちは嬉々として眺めていたものである。夕飯時には皆晴れ着を纏い、新しい足袋を履き、隠居暮らしの祖父母も来て神棚のある上段の間に一家そろい「あんころ餅」を食べたものである。メーンディッシュはとんと記憶にない。甘味料の乏しい時代あんころ餅の美味しさのみ、、、。

 今の様に新暦でお祝いするようになったのは戦後4,5年経ってからであろうか。皆一斉に歳をとることを止めて満年齢と改めた新制中学時代の頃か?

                   {まだまだ頑張っている柏葉}


おらおらでひとりでいぐも、、か。

2018年02月14日 | 日記

 方言の中でも、東北弁は低俗番組の中では、未だに時に嘲笑の種になることがある。学生の頃意識して隠そうとしたことがあったし、帰省すると「しゃれやがって」と言われまいと、これまた方言に切り替えたものである。今考えると苦笑しつつも懐かしい想い出の一つである。

 昨日の午後、芥川賞の受賞作品「おらおらでひとりでいぐも」を面白く読ませてもらった。方言がたっぷりちりばめられユーモアに充ちた作品である。 その方言の真因一つ一つに共感し、笑いの中で久しぶりに読破する。方言の持つ優しさ、温かさ、、、etc.改めて想い直した。

 それにしても「老い」か、勝ち目のない老いとの戦い?、、、。

 

 


ミヤマウグイスカグラ咲く

2018年02月13日 | 日記

 昨日グイスがたどたどしく啼いていたという。まだ耳にしてないが、もうそんな季節になったのかと思う。

 ウグイスで思い出したが我が家のミヤマウグイスカグラ、小さな花をちらほらほころばせて来ていたのでアップしてみた。

 これは40年ほど前、郷里の山で採取してきた故郷の野山を想い出させる木の一つである。ミヤマウグイスカグラと言う名、鶯が啼き始める頃咲くのでそうつけたのかな、、、?


蕗の薹

2018年02月12日 | 日記

 寒さが緩んだと思ったら今朝は一転冷たい風がと逆戻り、晴れてはいるが寒い一日になりそうだ。そんな中、春の季節を告げるフキノトウがお隣に庭にたくさん生えてきたとの情報、早速伺うと懐かしい淡い緑色の芽が沢山出ているではないか。

 春の山菜の王者が、こんな身近なところに生えているなんて意外である。10個ほど頂いてきた。さてさて、どうしたものか。母は、畑の畔や土手でたくさん採ってきて酢味噌和えにして食べさせてくれたが挑戦してみようか。あの香りと苦みを賞味するために、、、。


紀元節

2018年02月11日 | 日記

 {語り部} 国民学校三年生の夏まで戦前の教育を受けた者にとっては、建国記念日よりも今日は「紀元節」という言葉が出てくる。

 当時は、八咫烏に導かれる神武天皇の話や金鵄が弓先に留まり敵がそのまぶしさに退散した話など神話の世界を聞かされたものである。勿論式典で校長先生が奉読する教育勅語も意味も分からず暗唱させられた。今でも諳んじることが出来る?、、、ちと自信ないか。

 それが夏休みが終わり登校すると、それらはすべて否定されることとなる。同じ先生からの言葉である。子供心に不信感を持ったことを記憶している。遠い昔の話ではない。わずか70年前の話である。 深い反省の元に生まれた「新生日本」の歩みを誤らぬよう、、、。

間もなく旧暦のお正月、福寿草(元旦草)があちこちで咲いています。


桜の寿命

2018年02月10日 | 日記

 わが街の誕生から間もなく50年、そのころ植栽されたソメイヨシノ、樹勢が衰え枯死する樹が少なくない。街路樹は歯が欠けたようになってしまった。もともとこの木は寿命が5,60年というから致し方ないのかもしれないが、寂しい限りである。

 市では、あらたに植栽を計画しているようであるが、病気に強く寿命も長い「神代曙」を推奨したい。神代植物園の原木があるが、ソメイヨシノよりピンクの色彩が濃く華やかな感じのする木である。(昨年鑑賞する)


朝は、連日の氷点下

2018年02月09日 | 日記

 北陸地方では、豪雪のため何日も雪に埋もれ動きが取れない車の情報が報じられていたが、ようやく開通したとのことドライバーもほっとしたことだろう。大寒波の襲来でこの地でも、外の水道は凍結し鉢物には、池の氷を割ってまく次第である。

 そうした中にあっても、梅たちは寒さに負けじと次々と開花し3分咲きというところか。アップしたのは車庫の上に這わせた白梅の絵である。

 さて、今日は「早春・音楽に親しむ会」に飛び入り参加する会員の歌の練習日である。カラオケセットが無くてもネットであらゆる曲の準備が出来るので活用してもらおう。声を出すことも健康法の一つ!!