差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

高尾山は歩行者天国

2021年11月20日 | うんちく・小ネタ

 昨日久しぶりに高尾山行ってきた。関東三霊山の一つ薬王院を通って山頂まで登ってきたのだが、ケーブルカーは乗車待ちで長蛇の列、登山道はどこもかしこも人波が絶えることがない。歩行者天国並みの混雑であった。コロナ禍での自粛ムードが解けてのことであろうか。頂上のビジターセンターは、座る場所確保にも苦労する有様である。

 それでも頂上からの富士山遠望はすばらしく登りがいのあるものであった。計画してくれたリーダーたちに感謝したい。混み入った中での登山、少々疲れたが仲間との語らいも有り楽しい一日であった。こうした行事には、可能な限り参加していこう。次回は平林寺へとのこと愉しみに待つことにしよう。

 昨日は 11,923歩


枯れ葉踏む

2021年11月19日 | うんちく・小ネタ

 里山公園の小径を枯れ葉踏んでの散歩すると、乾ききった枯れ葉の音はあとからついてくる。誰かが附いてくるようでふと後ろを振り向く、、、誰もいない。子供の頃、よく体験した懐かしさを想い出す。

 そうした小径の両側の楢の木、今年はナラ枯れ病に侵され軒並み枯れている。アップしたのは伐採するために黄色いテープを巻かれた彼らの姿である。ひとり歩いてなんとも寂しい感覚に襲われる。春にはすっかり変わった林相になっているだろうな、、、。

 さてさて今日は、街のトレッキンググループに誘われ高尾山への遠足、参加者の中で最高齢者となるであろうが頑張ってこよう。

 昨日は 10,988歩


ドウダンツツジの生け垣

2021年11月18日 | うんちく・小ネタ

 生け垣のドウダンツツジも紅葉し始める。同じツツジでも常緑オオムラサキに押されて年々その幅を狭めているが、真っ赤になって踏ん張っているようにも見える。

 ところで我が家は、狭い敷地なので可能な限り有効活用に心懸けている。東南のこの地は画像が示すように上は安芸クィーンと藤稔のミニブドウ棚、下の法地には梅の懸崖造りとそれなりの収穫を愉しんでいる。梅はすっかり葉を落とし花芽に秋の陽射しを浴びさせている。石垣の輻射熱も加わって開花も年内にもありそうな様子である。

 昨日は 10,915歩


小春日便り

2021年11月17日 | うんちく・小ネタ

 天気予報によれば、晴天続きの今日も穏やかな小春日になるという。枯れ葉掃除も一段落、園芸店でビオラなどの苗を求め少しでも寂しい庭を飾ることにしようか。こうしたことも毎日サンディの身、安穏とした生活の中での一コマとなる。

 だが、人の世に波風が絶えることがないと言われるように時に落ち込むことがあるのは世の常である。そうしたときに子たちが訪れ語り合うことは、良き気分転換となるのである。三日前の息子に続いて昨日は娘が、石垣島の土産を持ってきてくれた。何気ない会話をかわすことで生活に彩りを添えるのである。コロナ禍で世間が狭くなったこともあろうが、子たちの存在が大きくなったことを実感する。

 昨日は 10,289歩


山茶花の剪定

2021年11月16日 | うんちく・小ネタ

 想い描くような樹形を考え剪定を一年休んだところ徒長枝が四方八方に伸びてしまったが、日当たりのいい頂の方は、花芽もたくさん附き今はアップしたように咲き誇っている。乱れた樹形を見ると剪定したい気持ちは山々なれど花芽を犠牲にするのは忍びない。春になってから剪定をしてあげよう。今は、花芽に気をつけ徒長枝だけ切り詰めていこうか。

 ところで、花をつける樹木の剪定は時期を謝ると花芽が附かないので試行錯誤して学んできたつもりだが、アジサイは未だ分からないところがある。今年はたくさん咲いてくれたが来年はどうだろうか。

 昨日は 10,361歩

 

 


椿もちらほら、、

2021年11月15日 | うんちく・小ネタ

 山茶花や寒椿に続いてお気に入りのヤブツバキも咲き出したのでアップしてみた。

 ところで、この椿を元に品種改良され何百、何千と新しい椿が生み出されているそうだが、色とりどりの花々、こってりと着飾ったような花などに雅な名や高尚な名前をつけて世に出回って売られている。

 それに対して原種であるこの椿を区別するためであろうか、ヤブツバキと有り難くない藪の名をつけられている。子供の頃は単に椿と言っていたが、何時の頃からであろうか「これはヤブツバキと言うのだ」と知ったのは、、、。

 藪の附く植物は、人様にとって役に立たないもの(ヤブガラシ、ヤブヘビイチゴ)や迷惑な植物につけられているもの(ヤブガラシ)などが多いが、この椿の花を愛でて藪という接頭語(?)は返上して貰いたいものであるとつくづく思うのである。今年も蕾をたくさんつけている。春までめでることができる。花の少ない季節、当に孝行花である。

 昨日は 10,191歩


散る枯れ葉、散らぬ枯れ葉も、、、

2021年11月14日 | うんちく・小ネタ

 枯れ葉舞うシーズンである。日課の道路清掃も日に何度かするようになってきた。近所の枯れ葉も我が家の前が好きと見えて集まっても来ている。これが黄金ならば大いに歓迎するのだが、、、。

 散る枯れ葉、散らぬ枯れ葉も散る枯れ葉  贋作。

 ところで、山毛欅の木はアップしたように黄葉して間もなく次々と枯れ葉となるが、散らないのである。散ることなく来春まで留まっていて春一番が吹く頃、「散らぬ枯れ葉も散る枯れ葉」となるのである。まるで厳しい寒さから新芽を護ってあげ、芽吹く姿を見届け安心して散っていくかのように、、、、。

 こういう様を見せてくる木が我が家にはもう一本あり、同じブナ科の柏である。枯れ葉になっても新たな役割を懸命にこなす尊い姿を、家族関係の壊れかけた人間様大いに学んでほしいものである。このところ多い幼い子を殺めるニュースを聞くにつけつくづくそう思うのである。

 昨日は 10,109歩

 

 


寒椿もほころぶ

2021年11月13日 | うんちく・小ネタ

 山茶花に続いて寒椿もほころび始める。今年は花芽がたくさんつき一分咲きとまではまだいかないがしばらく愉しめそうである。今朝はぐっと冷え込み地温6度である。寒いなか健気に咲くこの花、花期が長く2月頃まで次々と咲いてくれるのがいい。

 ところでこの寒椿、山茶花の一種とか椿と山茶花との交配種だとか言われているが、本当のところはどうなんだろうと花咲く度に思うのである。寒椿は寒椿どうでもよいはなしではあるが、、、。

 昨日定期検診の結果を掛かり付け医に聞く。血液、肝臓、腎臓などの数値に異常なしであるが、相変わらず体重オーバー減量されたしとのご託宣、心懸けているのだが今年も成果無しと言うことか。まあ、今日を迎えることが出来たのも両親に授かった健康体に感謝しなければと健康診査受診結果報告書を手にする。

 昨日は 10,210歩


何時の日か故郷へ№2

2021年11月12日 | うんちく・小ネタ

                                                                                               集いの投稿記事より その2

方、春に新緑、秋は紅葉と長いこと愉ませてくれたこれもまた故郷で採取した山モミジの株、いつの日にか故郷の野山に返そうと思いつつけてきたが、残念ながら昨年枯死してしまった。枯れ木になっても捨てるに忍びない。花咲か爺さんに倣ってランの仲間数種着生させること試みた。写真は、皆元気に着生しオンシジュームやカトレアが花をつけたところである。返しそびれたのは残念だが、長い月日喜怒哀楽を共にしたモミジも喜んでいることだろう。

 いくつになっても故郷は温かいものである。朋と駆け巡って愉しんだ野山を懐かしむために山採りしたヤマブキ、アセビ、サルナシ、アケビ、、、etc.を植えて故郷の風情を偲んでいる。

差塩湿原 父母たちが牛馬の牧草地として刈っていたところが、氷河時代の生き残りの貴重な植物ミツカシワ(牛馬が食べないので毒草といっていた)が生えていると言うことで市教委に買い上げられ今では木道が整備され、開花期には大勢の人々が訪れるようになっている。

良々堂山 独国禅師が開山し西国までいかなくても手軽にお参り出来る三十三観音を祀ってある霊山、差塩湿原と並んで我が故郷の観光資源である。子供の頃は想ってもみなかった郷土の財産大切に護っていってほしいものである。因みにネットで調べると一本山毛欅も含めて詳しくアップされている。

 昨日は 10,473歩

 

 


何時の日か故郷へ

2021年11月11日 | うんちく・小ネタ

                      集いの投稿記事より その1 

       何時の日か故郷へ

                             〇〇地区 〇〇  〇〇

 貧しかった戦中・戦後の小学生時代、遠足と言えば今のように交通機関など使わず6年間集落で一番高い山一本山毛欅(いっぽんぶな)への徒歩遠足であった。お腰につけたきびだんごならぬ日の丸弁当、標高667,6メートルの頂上からは30数キロ離れた山の遠き彼方に海が見える。一番乗りで「海だぁ」と叫ぶのを目当てに競って登ったものである。

 下山する途中ではウドや沢ガニを採って空のアルミ弁当に入れたりしてと、それもまた愉しいものだった。啄木ではないが「故郷の山は有り難きかな」と一本山毛欅を想い出す度に郷愁を誘われるのである。写真は、そうした想い出の多い故郷の山で採取した山毛欅である。間もなく黄葉して秋の深まりを知らせてくれるだろう。我が家に来て40数年になるが、己の齢を考え何時の日か故郷の野山に返そうと思っている。

 昨日は 11,166歩