さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

定義如来(じょうげ にょらい)

2011年04月10日 | 東北シリーズ



ここから2011年3月、東北大地震直前の旅になります。
ここは西方寺、通称「定義如来」(じょうげ にょらい)と呼ばれています。本当は「じょうぎ」と発音するべきなのでしょうが、仙台弁で「じょうげ」と発音されるので、なにやら正式名称もそうなっているとか。



ここには平家の落人が住んでいたという伝説があるそうです。関東以北の山奥にはたまにある話ですねェ。



すばらしい木彫りの本堂ですなぁ。



さて、この地の名物は「やきめし」とありました。
それってなんだか炒飯を思い浮かべたりしますよね…。
注文して出てくると、「あれっ…これって味噌焼おにぎりじゃ…?」と思いました。
あまりかりかりにも焼けてない。味噌塗って軽~く炙っただけかい?w(゜益゜)w



   あちこちの土産店に、なぜか懐かしい「羅漢果」があるでわないでーすか。

 これって中国・桂林の特産でしょ???と不思議に思って見ると、「桂林だけでしかとれない貴重品」と書いてある。早速店のオヤジに「どうしてここにあるの?」と聞いてみると、「わからない」という答えが返ってきました。。。

 ただここでしか売っていないので、日本中のあちこちからこれを買いに来る人がいるそうです…。。。



このエリア唯一の五重塔!と自慢してありました。まだ出来たばっかりだそうです。まーね…(^益^;

庭の池が凍りついておりました~。


松島へ

2011年04月10日 | 東北シリーズ


登米をあとにし、車は一路南へ、松島へ向いました。
途中新しく出来たばかりの高速道路にのりました。まだカーナビが対応しておらず、
走っているときの表示は何もないところを進んでおりました(^益^;


高速道路にのってしまえば、松島はすぐ^^


何年ぶりかで松島へやってきました。 ↑画像をクリック!
津波の影響はどれくらいだったのか?


三陸へ来れば、これを食べなければいけません。
地震や放射能漏れの影響はどうなんだ~。あ~~ん(´;д;`)ノ

海岸沿いにはいくつかの食堂が並んでおり、店の前には3~4軒からの人たちが
「こちらへどうぞー」とやっている。その人たちの顔を見ながらどれか選びにくいw(゜゜)w

こういうのって、お互いに「やめましょー」とできないものかな。
並んで客の取り合いをやっているって、隣同士で気まずくないのかな…。


生で食べるのが一番好きだけど、なべもよかった^^
しかしよーくみると、牡蠣って…(゜゜)


 

「髪の毛ぬすみ」(最終回)

さてベリンダの髪の毛はどこへ行ったのか?ある者は月へ行ったのだろうと考えた。地上で失われたものは、すべてそこにしまわれるからだ。英雄の知恵はどっしりとした壺に蓄えられているし、伊達男の小箱もそうだ。そこには破られた誓い、死の床で受けた施し、リボンで結ばれた恋人たちの心、廷臣たちの約束、病人の祈り、遊女の微笑み、相続人たちの涙、ブユのかご、ノミを捕まえている鎖、標本になった蝶、決疑論の大著も入っている。。。

でもほんとのところ、どこにいったのか???

But trust the Muse―she saw it upward rise,
Tho' mark'd by none but quick, poetic eyes:
A sudden Star, it shot thro' liquid air,
And drew behind a radiant trail of hair.

でも詩の女神ミューズを信じなさい。彼女はその髪が昇ってゆくのを見たのだよ。
すばやい詩的な目にしか見えないが。
いきなり星が透きとおった空に流れ、
そのあとに輝く髪の毛をなびかせたのだ。

Then cease, bright Nymph! to mourn thy ravish'd hair,
Which adds new glory to the shining sphere!
Not all the tresses that fair head can boast,
Shall draw such envy as the Lock you lost.
For, after all the murders of your eye,
When, after millions slain, yourself shall die:
When those fair suns shall set, as set they must,
And all those tresses shall be laid in dust,
This Lock, the Muse shall consecrate to fame,
And 'midst the stars inscribe Belinda's name.

だから美しき乙女よ、奪われた髪の毛を悲しむのはよしなさい。
それは輝ける天空に新たなる栄光を加えるのだ。
美しい頭が誇る髪のすべてが、あなたが失った髪の毛ほどに羨望の的になることはない。
そなたの目(の魅力)で人を殺したあと、
何百万もの男たちが殺されたあとで、いずれあなたも死ぬことになる。
その美しい太陽が(複数なのでベリンダの両目のこと)沈むとき、(必ずそうなるのですが)
そしてその髪の毛も、塵となるとき、
ミューズが神聖なるものと伝えるであろうこの髪の毛は、
数ある星々の間で、ベリンダの名前を刻むことであろう。

ベリンダの奪われた髪は、なんと流れ星に乗って天に昇り、ベリンダの名を永遠のものにするのであった。だからいたずらをした者を許してやりなさい^^ そしてもう悲しむのはよしなさい(^益^)

これでかの女性の気持ちも、おさまったかな?