さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

有備館

2011年04月06日 | 東北シリーズ



鳴子温泉郷から車で出ると、
道沿いに「国指定史跡・名勝、有備館」という看板がありました。
なんじゃらホイ(゜゜)と寄ってみると、伊達政宗ゆかりの学問所が残っていたのです。
伊達家の下屋敷、隠居所、学問所として使われていたんだってさ(^益^)



こんなところで講義が行なわれたのですねェ。



藁葺き屋根がすばらしい建物です。

庭が整備されていて、池のまわりを一周できました。
景色は素敵なんだけど、樹木に積もった雪が溶け落ちてきて、まるで雨のように濡れましたw

庭の作りは、なんとなく西洋風な雰囲気もしましたよ^^;

  

「髪の毛ぬすみ」

髪の毛を切られて大ショックのベリンダちゃん、激しくへこんでおります(´;д;`)w

But anxious cares the pensive nymph oppress'd,
And secret passions labour'd in her breast.       (゜゜)コワイ
No youthful kings in battle seiz'd alive,
Not scornful virgins who their charms survive,           (^益^)ヒドイ
Not ardent lovers robb'd of all their bliss,
Not ancient ladies when refus'd a kiss,        (( ;゜д゜))アワワ
Not tyrants fierce that unrepenting die,
Not Cynthia when her manteau's pinn'd awry,
E'er felt such rage, resentment, and despair,
As thou, sad Virgin! for thy ravish'd Hair.

こころに重い心配事が、哀愁を漂わせる乙女にのしかかった。
そして密かな激情が、彼女の胸のなかであえいでいた。
戦場で生きたまま捕らえられてしまった若き王たちも、
魅力が褪せてきてしまった、お高くとまった処女たちも、
すべての幸せを奪われて失った熱い恋人たちも、
くちづけを断られた老けた女性たちも、
後悔することなく死んでゆく獰猛な専制君主たちも、
外套を不恰好にピン留めされた月の女神も、
これほどまでの怒り、憤り、そして絶望を感じたことはなかった。
悲しみの乙女よ!その奪われた髪に対してそなたが感じるほどには。

ベリンダちゃんはひどく悲しみました。そして、心のなかには激しい怒りが…。

ふくしゅうだw(゜゜)w

二行ずつ韻を踏んでいる鮮やかさだけでなく、このNotで始まる比較の連続。
ポープ先生、お戯れがすぎますぞ…(^益^;