さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

登米の武家屋敷

2011年04月08日 | 東北シリーズ



登米の街を歩いていると、武家屋敷が残っていました。 ↑↓ 画像をクリック(^益^)

こんなところに住んでみたいなぁ。今となっては大変な贅沢ですねェ。

藁葺屋根からは溶けた雪のしずくがポタポタ落ちていました。


こんなヘアースタイルの人、いるよね(^^)w
もとの画像は3M(アップできるのはその10分の1以下)ですので、もう藁の一本一本が
くっきり細かく写っています。技術の進歩は大変なもんだなぁ、と思います~^^;


「髪の毛ぬすみ」

髪の毛を切られたベリンダは悲しみ嘆いています。まわりの妖精たち、神様や女神様たちも涙にくれています。ベリンダは言います。美しく着飾って化粧をし、乗っている馬車に殿方たちの目が集まったって、それが何になるの!

But since, alas! frail beauty must decay,
Curl'd or uncurl'd, since Locks will turn to grey;
Since painted, or not painted, all shall fade,
And she who scorns a man, must die a maid;
What then remains but well our pow'r to use,
And keep good-humour still whate'er we lose?
And trust me, dear! good-humour can prevail,
When airs, and flights, and screams, and scolding fail.
Beauties in vain their pretty eyes may roll;
Charms strike the sight, but merit wins the soul.

でもね、ああ、弱き美はかならず褪せるもの。
巻いていようがいまいが、髪はいつか白髪になるもの。
化粧をしていようがいまいが、みな老けてゆくのよ。
男に目もくれない女は、処女のまま死んでゆかねばならないわ。
それなら何を失おうとも、できるだけ私たちの持つ力を利用し、
良い気質を保ってゆくしかないじゃない。
ああ信じてよ!気取った態度や激しい感情を出してみたり、叫んだり怒ってみたりしても
ダメなとき、良い気質というものがまさったりするものだわ。
美しさというものが、かわいい目をくりくりさせてみてもダメ。
外見の魅力は目を引いたりするけれど、内面の美点は心を勝ち取るものよ。

このベリンダの独白には、まわりの妖精たちも黙りこくっていた。そこで獰猛な女戦士の女神様が怒ってベリンダを「澄まし屋」と非難し、「武器を取れ!」と叫んだ。戦争ですぞーw(゜゜)w

妖精たちの戦隊が並んだ。扇はパタパタして、シルクの服はざわめき、スカートに入っているクジラの骨はカタカタと鳴った。

Heroes' and Heroines' shouts confus'dly rise,
And base, and treble voices strike the skies.
No common weapons in their hands are found,
Like Gods they fight, nor dread a mortal wound.

戦士達、女戦士達の叫び声が乱雑に立ちのぼった。
低い、そしてかん高い声が空に響いた。
普通の武器はこの者たちの手にはない。
神々のように闘うわけで、致命傷(人間の受ける傷)など恐れはしないのだ。

~あとでわかりますが、キッと睨みつけたり、しかめっ面をしてやるのが武器なんです^^;

さて次回は戦場からのレポートですぅ~(^益^;