さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

一ノ蔵酒造を訪ねる

2011年04月13日 | 東北シリーズ



さて今回の仙台を巡る旅も最終日、帰りの新幹線は夕方なので、どこに寄り道しようかと考えた。
大崎市に「松山酒ミュージアム」なるものがあるそうではないか。
酒を造るところとなれば世界各地どこでも立ち寄る私ですから、よおし行ってみようではないかね。

すぃかすぃ、行ってみると、なんか観光客集めのさえない施設の雰囲気…(と思ったわけですが)

その向いにあった建物がホレ、このようにすごい年代物!(=゜益゜):;*.’:;

酒ミュージアムに入るのはよして、そちらに目が行く。



ご覧下さい、この窓枠!
ミュージアムの入口で一服していたら、地元のおじいさんが話しかけてきました。
この建物に関心を示していたら、ついてきていろいろ話出しました。

この建物はすごい年代物だということ。持主はこのあたり一帯を所有する地主だったこと。
修理・維持に大変お金がかかり、ついに手放して市に寄贈したこと。その先にある同じような
古い建物は、修理が大変なので屋根を取り替えてしまったこと。

おじーさんの話はウロ覚えですが、なにやらここの娘さんが郵便局の人のところに嫁いだとか?
途中から人間関係のゴシップになってきたので、「はいはいはい…」となりました(^益^;

こうやってブラブラしながら人をつかまえては話をするおじーさん、だんだん増えてますよね~^^;



細部の造りは大変なものです。かなりの職人技ですよねー。



さてさて、温泉で夜に飲むために、酒を買ってありました。いつも旅をするときは地酒を買います。
一本残っていたのが「一ノ蔵」。ラベルを見ると、住所が書いてある。カーナビに住所を入れると、あれよあれよ、すぐ近くに酒造所があるではないでーすか。便利だなーーー。

というわけで、この有名な蔵に、飛び込みで入っていきましたー。

立派な建物ですが、人影はありません。広い駐車場に車を止め、受付窓口へー。

でっかい建物です。受付は2階だとか。入っていくと、何人か人がいて、美しい女性が応対してくれました。飛び込みで見学ができるかと聞いてみると、なんとOK。

その女性が~、大きな酒造所を~、飛び込みなのに~、丁寧に案内して回ってくれたんですぅ~♪

驚いたことに、一ノ蔵ってメジャーな酒なんですが、手作業で作っているんですねー。

ひめぜんSweet 8.0°~9.0°720ml
クリエーター情報なし
一ノ蔵


最後に試飲をさせて頂きまして、もちろん純米吟醸なども美味しかったのですが、面白かったのがコレ。

低アルコールで、飲み口はまるでシャルドネの白ワインのよう。

爽やかで軽く甘味があり、フルーティな酸味のバランスがよく、あまり酒を飲まない女性などにもきっと好まれるはず。口に含むと白ワイン。のどを通ってゆくと、確かにほんのりと日本酒の味わいが残るんですよ。


帰り道での友人との会話:

さきち・ 案内の人、美しい女性だったなぁ~(^益^)b

A君   そうですよね! いやあ、飛び込みでも行ってよかったですねェー。素敵な女性だったなぁ~。

さきち・ でもあの人、自分がたいそう美しいって、気づいていないタイプだよなっ。

A君   そうなんですよっ!!! 控えめで、ああいう人って、いるんですよねっ!!!


ウム…。自分が美しいことを自覚してしまうと、謙虚で控えめになるのは難しいかもしれぬ。滅多にお目にかかれないような方にお会いできた、幸運な旅だったのですね。。。(^益^)b

さてさて、これで仙台紀行は終わりです。2009年版ですが、こちらのビデオクリップをご覧下さい~^^

http://www.youtube.com/watch?v=Kqr15ES51Gw