さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

係長、すぐに腹が減る

2011年07月25日 | ケビン来日


岩船寺を訪ねたあとは、比較的近くにある浄瑠璃寺に向うのが定番の
コースであります。
時刻はまだ11時を少し過ぎたところ。
それなのに、ああそれなぁ~のぉ~に、係長は

                       腹減った~~~~~。

                      
え、マジ?

歩いていると、また はらへったよぉ~~~~~ (゜゜)wときたもんだ。

      こいつわなあ・・・w



        ・・・というわけで、浄瑠璃寺を目の前にしてまず蕎麦屋!


かなり立派なところで、シブい個室に通されました。。。



  鴨ネギ蕎麦は、けっこうおいしかったです。

         しかし!

       酒がないっ!

  
それはあんまりぢゃないでェ~~すか!

   蕎麦屋にうどんがなくてもいい。

   しかし酒はだせっ!

   ケビンはなんとか箸を使って蕎麦を食べられました。
    だんだん使えるようになってきたぞ~。

   だが、店を出てから彼はつぶやいた。

       足が痛い・・・。
       
はじめて足を交差させて座って食べたぞ・・・。

  
そうだったか。すまん、ケビンw
座って食べるのも初めてで大変だったんだな(゜゜)カンガエモセンカッタワイ



わたしは是非酒を飲みたかった。(そんな別に、呑ん兵衛じゃないんですよ…)

係長は、蕎麦では腹が満たされず、昼飯のはしごを求めていた。

というわけで、またすぐ近くの食堂へ入るw

こんどはテーブルだぞ、ケビン^^;



ケビンはまず漬物を食べます。定食を食べるときも、まずいきなり漬物を全部
食べますw

ご飯を食べながら、間に少しずつ食べろよ、とか言いたくなりますが、

人の勝手かな、とか思わないでもないので、ほうっておきますたw(^益^)w


これは何だ?

 そりゃマッシュルームだな・・・。
 (シイタケの少し甘く煮たやつをどう説明するんだ?)

これは何だ?

 
そりゃバンブーだな・・・。
 (竹は英国にはありません。タケノコが食べ物だとも知りません)

これは何だ?

 
そりゃプラムだな・・・しょっぱいぞ。
 (梅干をぱくっと食べて、「うまいぞ」だってさ^^)

これは何だ?

 
それはルート(根)というか、ラディッシュとゆーか・・・。
 (「大根」と「漬物」ってどー説明すんの!)


ケビンはおにぎりを一生懸命箸で食べていました。

様々な種類の漬物に関心を示し、さらに箸の使い方に四苦八苦しながらも一生懸命食べているので、いつもそうなんですが、酒を飲むのを忘れて集中してしまいます。「たまには酒も飲めよ」なんてのも大きなお世話かもしれないので、ほうっておきました^^; だから2本頼んだお酒はほとんど私だけが飲みました(^益^)b

箸で食べているとおにぎりはどんどん崩れてくるので、「ガっと持ってガブっと食べていいんだよ。そのために海苔が巻いてあるんだぞ」と教えてやると、嬉しそうにほおばっていましたよ^^


ケビン山寺へ行く

2011年07月24日 | ケビン来日



係長が車で連れて行ってくれるので、せっかくですから山寺に向いました。
それは岩船寺。
私がむかし訪ねたことのある奈良の古寺。
なにせバスは2時間に一本ですので行くには大変。
係長の新車に乗れば、スイスイと到着してしまいました(^益^)b



最後は車を置いて山道を登ってヒィコラ行きましたが、
ぢつわ反対側から車で寺の前まで行けたんですねェ~~w
でも古寺を訪れるには趣きがあってよかったかなあ^^;



むかし訪れたときには人里離れた山寺の雰囲気があった記憶があるんですが、
今回は車でさらっとついてしまったし、まわりに民家も増えていて
ちょっと期待とは違っていたかなあ。


    係長は得意のポーズ↑
それでもとってもいい所でしたよ(^益^)ノ



ケビンは寒い国からやってきたので、日本の春の陽気は「夏だ」と言います。
彼にとっては暑いので、自動販売機で買えるスポーツ・ドリンクに喜んでいました。
英国には・・・というか、どこの国にこんな自動販売機がたくさんあるでしょうか。

山寺の前にもあるんですからねーw

英国ならば、ソッコーでぶっ壊されてしまうでしょう。

てか、まずすぐに自分で(?)故障しちゃうかな^^

ケビンはポカリ・スウェットという名前にウケていました。

だって、Sweatって、「汗」って意味ですぞ。
飲み物につける名前じゃありませんよねえw(^益^)w


ケビン奈良で係長に会う

2011年07月23日 | ケビン来日



係長は和歌山に住んでいるので、車で来れば奈良まで1時間w
それで一日合流することになりました。

奈良には係長というやつがやってきて、車で回ってくれることになっているんだ。

誰なの?

俺も会ったことがないやつで、ウェブサイトで碁を打つ友達なんだよ。

へーw(゜゜)w

・・・というわけで、奈良に到着した翌日にカカーリチョウ到着!
ひっきりなしにPC上のチャットで会話しているけれど、実際に会ってみるのはとても変な感じ。

自慢の新車で、まず奈良の街を一望できる若草山に連れて行ってくれました。

行ってみたいとずっと思っていた場所ですが、さすがに徒歩では行けません。
車だとあっという間で山頂に到着。
係長、サンキューベリマッチ(^益^)ノ

そうそう、係長はエゲレス人に緊張していたせいか、俺にもたまに
さんきゅー! とか英語で話していました^^;

ケビンを見て うぼぁ!ガイコツ人だ! と思う人は多いらしく、旅の途中、
一緒にいる純和風の俺にも英語で話しかける人が何人かいました。

俺だってプロの通訳じゃないので、他の日本人とワイワイ話すときは混乱し、
ケビンに日本語で話したり、横にいるひとに英語を話してしまったりw

一日中英語を話す日が続くと、ひとりで考えたりするときにも英語になったり、
夢も英語バージョンになっていたり(映画みたいだぞ)、
テレビを見ていて真央ちゃんが転んだら "Oh!"と声を出してしまったり・・・ (^益^;ヘンダヨ



ケビンは鹿がたくさんいるのに感激w

英国ではさあ、鹿は人間の姿をみたらすぐに飛んで逃げちゃうよ。
チラッと見られただけでも、すごく幸運だと言われているんだぞ。

たしかに、鹿は貴族が楽しむ狩りの獲物ですからねえ・・・w



前の日は雨が降っていたけれど、この日は気持ちのよい晴天に恵まれました(^益^)b





こんなところでのんびり過ごしている日本の鹿さんは、自分じゃ気づかないだろうけど、
とってもしあわせなんだぞぉ~^^;


ケビン奈良の家庭風居酒屋へ行く

2011年07月22日 | ケビン来日

 

京都から私鉄で奈良へ行きました。
せっかく関西旅行が始まった日だというのに、雨がシトシト降っていて少し残念。
でも英国では今頃毎日雨が降っていて寒いから、ケビンは全然大丈夫です。
むしろそれが普通w

宿へ向う途中で喫茶店に入りました。
店内ではケビンの好きな80年代のジャズが流れており、「地球の反対側で、この聞きなれた音楽を聴くのはとても不思議な気分だなあ」とご機嫌でした。

そこで50~60代(中には70代も?)の強烈なおばさま軍団が来襲。
              ↓



おしゃべりが激しく盛り上がり、お互い大声で笑い、喚き、ときに叫ぶ
(゜゜)wイイコトデスネ
ケビンは「彼女たちにアルコールは必要ないなあ^^;」などと話していますが、その話の内容はわかりません。ときおりわたしが噴出しそうになるので、ケビンは興味を持ち、しかたなく私が実況中継の通訳をすることに・・・。なにせ2~3グループで違う話題を話しているかと思えば一斉に盛り上がったりもするので、もちろんほんのダイジェストですよ^^;

○×さんがピンクのビキニを着たりするもんだからぁ、スイミングのコーチはずっと目で
追っているのよお~~~!!! (コレ脚色なしですぞ)

(一斉に) きゃああああ~~~~ッハッハッハッハッハァハァ!!!!

△●さんたらぁ、となりに座ったホストに熱い視線でせまっちゃってェ、あれってすごかったわよォ 

いやっはっはぁっはっはぁああああああ!!!

ケビン曰く、「女の人ってどこでも同じだな・・・」



喫茶店での喧騒は何だったのか、泊まった宿は奈良公園のほとり、
興福寺の前にある静かで古風な旅館でした。

ちなみにケビンはそなえつけの冷蔵庫にビール瓶があるのを発見して飲みだす。
しかしなんと大びんをラッパ飲みw(゜゜)w

ケビンが住む街のニューカッスルには地ビールのブラウン・エールがあり、それを地元の人はよくラッパ飲みするのです。しかし日本の大びんはなぁ~(^益^;



夜は居酒屋へ繰り出す。ほとんど英国産のビールしか飲まないケビンですが、
不思議と日本酒はいける口でした。俺が飲まない焼酎もいけることが判明w

テーブルに並んでいるのは奈良産の酒を楽しむ「利き酒セット」。

「つき出し」に味付け玉子か菜の花のおひたしを選べとおかみに言われました。

「俺はどちらもいらんが・・・」とケビン。

英国のパブでは、人は飲むときに料理を食べないし、そもそもパブに料理などないのが基本。

「日本のパブではね、酒をたのむときは始めに小さな料理が・・・」と説明。

ようやく納得してくれて、選ばなければならないとわかった次の段階に入る。

ゆで卵ならわかるが、味付け玉子の説明はむずかしい。

ゆで卵にですなあ、醤油とみりん、さらに丁寧に作ればかつおや昆布などの出汁にだな…

これを読んでいるみなさん、英語で説明することができる人がいたらやってもらいたい
w(゜゜)w

さらに菜の花のおひたしの説明を加え、スタートの時点でわたしはすでに疲れていた
^益^;



メニューを説明しても、ポテトフライと鳥のからあげ以外はほとんどわからない。

キュウリのつけものだって、「キューカンバー・ピクルス」ですぜ。

結局テキトーに頼む。何を言ってもイメージは浮かばないので、食ってみるしかないわけだw

「黒米のおにぎり」は「ブラック・ライス・ボール」ときたもんだ。

しかーし、何を食べても「うまいぞ」という。

一番のお気に入りは「胡瓜の漬物、土佐の一本漬け」であった。

タベモノト ヲンナノヒト セツメイシテモ イミアリマセーン
タメシテミルシカアリマセーン
アワナケレバ アワナーイ
アウトキャ ナンデモ サイコーデース

あ、これ↑わたしの結論でつ(^益^;   


ケビン「王将」初体験の巻

2011年07月20日 | ケビン来日


ケビンは関西旅行に出かけます。
初めての新幹線にどきどきなのです。
走っている間は、ずーーーっと外を眺めていました。目が回りそうw
何もかもが、ものすご~~~くめずらしいんです。



最初の目的地は奈良なのですが、京都で私鉄に乗り換えるときにちょっと時間があるので、駅から歩いて15分ほどの東寺を見物しました。



美しい五重塔がとても印象的なお寺です(^益^)b



さて昼飯・・・といっても、東寺の近くに手ごろな所は見当たりません。

フランス料理屋などもありましたが、お上品なところが嫌いなふたりなのですw

そこであったのが「王将」w(゜゜)w

「鳥のから揚げ定食」ならいけそう^^ こーゆーところでは定番のビールに餃子も注文しました。

食事をするというだけで少々緊張するケビンでしたが、まわりの連中の様子を見て、ケビンも気分がほぐれて苦手な箸も動きが軽やか♪


ぢつわ、そのときだけでなく、後日になっても「あそこはよかったな~。うまかったなぁ~」と繰り返すのです・・・。繊細な日本料理を食べたときに、その作りの細やかさについて語っているときも

「そうだよなぁ~。あのときのフライド・ライス(チャーハン)も、様々な微妙な味わいを感じたぞ」とか言うんですw

たしかに英国で米といえば、パスパス&フカフカのやつを煮ただけで食べるもんですからねェ。。。

さらに「ここは労働者向けの店だから、味付けがしょっぱいだろう?」と聞いたら、「ちょうどいいぞぉ~~」とご満悦だったのです。思い出してみれば、フィッシュ&チップスにドバ~~~っと塩をふりかけて食べていたよなあーwww