相模太夫の旅録=Tabi Log

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日本の歴史そのもの国宝「犬山城」に登城

2014-06-17 14:05:49 | 建造物
愛知県犬山市犬山北古券に歴史の荒波を生き残った、国宝指定四城の一つ木曽川の南岸にそそり立つ「犬山城」(白帝城)はある。犬山城は豊臣秀吉が生まれた天文6年(1537)に織田信長の叔父である織田信康によって創建された。天守は現存する日本最古の様式だといわれている。犬山城の南の登城入り口近くには織田信長の叔父織田信康公や犬山城主成瀬家に所縁のある「犬山神社」、「猿田彦神社」、「三光稲荷神社」、「針綱神社」が城を護る様に鎮座している。悠久の歴史が伝わってくる石段を上り城門を潜るとオーラを放つ犬山城の雄姿が視界に迫ってくる。望楼型の天守構造、三重(高さ約19m=4階地下2階)の複合式天守閣へいよいよ登城である。やや直角に近い階段を一歩一歩上っていく。1階は納戸の間、2階は武具の間、3階は破風の間、4階は高欄の間となっている。柱や床に築城当時の歴史を刻んだ古木材の温りを感じながら歩けばミシミシと鳴る音や、床の隙間から微かに見える階下の間には少し怖さを覚えるほどである。望楼型の天守最上階を取り巻く回廊からは四方の美しい木曽川の眺めや、御嶽山、岐阜城、名古屋駅ビル、いろんな山、川の絶景を見ているまるで「殿様気分」になったような錯覚に陥ってしまう。天守閣の東方に櫓に囲まれた杉の木がここ犬山城の神木「大杉様」である。(1406)









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