相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

高輪の結び大師「高野山東京別院」

2014-12-08 17:08:52 | 寺院
和歌山県伊都郡高野町高野山に高野山真言宗総本山の寺院「金剛峯寺」(こんごうぶじ)はある。創建は弘仁7年(816)、本尊は薬師如来(阿閦如来である。その高野山真言宗総本山「金剛峯寺」の「高野山東京別院」が港区高輪の旧東海道沿いの台地にあり、「高輪の結び大師」として知られる。高輪の地名は、戦国時代の「高縄(たかなわ)原」の名にはじまり、高縄とは「高縄手道」の略語に由来し、その高台のまっすぐな道が「しめ縄」にも見えたというそんな由緒ある高輪の地で「お大師さまのみおしえ」のもと、仏さまと人、人と人を「結ぶ」場所、それが「高輪結び大師」となった。創建は明暦元年(1655)。慶長年間幕府が開かれ、高野山の宝門・寿門の学侶方の在番所として開創され延宝元年(1673)「高野山江戸在番所高野寺」として建立される。道沿いに「弘法大師」の石標のある山門を潜ると正面に豪壮な「遍照殿」(本堂)がある。堂内には弘法大師と左右に不動と愛染明王が奉安されている。左には梵鐘、御府内88箇所1番、関東88箇所特別霊場、江戸33箇所29番の札所でもあることから参道右側には「不動堂」があり赤い旗が並んでいる。御詠歌「ありがたや たかののやまの いわかげに だいしはいまだ おわしますなる」。(1412)












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