町田原町田に曹洞宗の寺院「金森山宗保院」はある。1590年に没した吸江和尚が開山。平成になって建立した巨大な「仁王門」の左右に凛々しい仁王像が威容を放っている。「本堂」(昭和47年再建)は重厚感ある白い鉄筋コンクリート造りである。十一面観音を本尊としており、「武相観音霊場の39番札所」でもある。本堂の左手には火除けの神として信仰されている秋葉三尺坊(秋葉大権現)を祀る「秋葉殿」があり、昨秋行った可睡斎(静岡)を思い出す。境内の植栽は質実で、また立ち並ぶ赤いのぼり旗が霊場らしき雰囲気を醸し出している。(1411)













