国道246号線、東原4丁目信号から相鉄線「さがみの野駅」へ続く道路は「東原桜並木」と呼ばれ春には樹齢50年、70本のソメイヨシノが一斉に咲きだすと桜並木、桜回廊となってその美しさは座間の名所となっている。その市道沿いの歩道は「街のガーデン」として相鉄線さがみ野駅北側の約100mの部分に設営された8基の花壇には四季折々の花を植裁し彩り鮮やかな通りを創り出している。その花壇とさがみ野市道14号線沿いに数百株ほど植栽されている「アガパンサス」が淡い水色の花をたくさん咲かせていて美しい。「アガパンサス」はユリ科の多年草で5月下旬ごろから7月頃までの間、光沢と厚みのある葉からすっと花首を立ち上げて花火のような放射状の清涼感のある花を多数咲かせ、その立ち姿がなんとも優雅で美しい。和名は「ムラサキクンシラン」(紫君子蘭)、ブルーツイスト、ヘッドボーン・ハイブリッドとも呼ばれる。「アガパンサス」は南アフリカに10~20種ほどの原種が自生し交配により300以上の園芸品種が育成されている。性質は強く植えっぱなしで殆ど手間いらずで公園や個人のお庭でも植えられ咲いている。「アガパンサス」はギリシャ語で「愛」を意味する「agape」と花を意味する「anthos」が語源となっているという。(2006)(2007)
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