相模原市南区下溝にハーブとバラの芳香に包まれた農園=農業生産法人グリンピア相模原が運営する農業体験施設&レストラン「モナの丘」はある。当施設は2007年にオープン、3.5haの広大な敷地内に「バラ園」、「ハーブ園」、「ラベンダー園」の花壇がありまるで花園のようである。その他に「バイオマス実験プラント」、「キノコ畑」、「果樹林」、「バーベキュー広場」等が配置されている。レストラン裏の「ローズガーデン」前の一画に植栽されている「エキナセア・アングスティフォリア」が本数は多くないが見頃を迎えている。北米原産のキク科、ムラサキバレンギク属の多年草で最も人気のあるハーブである。花は頭状花で淡赤紫色、最も薬効が高いとされる種類。名前の由来は硬い櫛や怒ったハリネズミのように見えるスパイクがあることからついた。花姿はなんとも独特でほのかに甘い香りが漂っている。( 2407)
相模原市南区大野台3丁目から南区相模台3丁目にかけて総延長5キロメートルに亘って「さがみの仲よし小道」がある。「相模原の道・橋・花ーさがみはら百選―」の一つでありかつての「相模原台地」に昭和23年から16年をかけ「畑かん水路」が造られたが、その後相模原台地は現在の市街地として発展、この水路敷きを活用した緑道が現在の「仲良し小道」である。平成16年3月現在3,6kmが緑道として整備され今や地域住民のコミュニティーラインとなっている。その小道の遊歩道側の花壇の一画で赤色と青色の「サルビア」が数百株ほど燃え立つような濃い鮮やかな赤色の花穂が群れ咲いている。青色のサルビア(ブルーセージ、ブルーサルビア)と共演中である。シソ科属名:アキギリ属(サルビア属)サルビア属一年性は900種ほどありこの赤い花を咲かせる「S・スプレンデンス」を「サルビア」というほどである。(2406)