相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

下磯部四ツ谷地区の鎮守「日枝大神」

2024-07-14 13:03:23 | 神社
相模原市南区磯部に滋賀県の「日吉大社」を総本社とし、江戸時代は「山王権現」と称していた「日枝大神」は鎮座している。創建年代等は不詳であるが、延文元年(1356)以前より下磯部四ツ谷地区の鎮守であった。「磯部御嶽神社」の先に構えられた「石鳥居」のすぐ前方に赤いトタン屋根の小さな「社殿」がある。社殿の左には「稲荷社」がある。社殿は文久元年(1861)、慶応元年(1865)、更に明治39年に修理、大正15年に改築し屋根の草葺を亜鉛板葺と数回再建改築を繰り返している。昭和53年に幟、幟棹を新調し、同年に社殿屋根の葺替を行う。旧磯部村には2つの「日枝大神」があるが、この「日枝大神」は四ツ谷講中によって祀られている。社殿の右後方に市の保存木に指定されている大きな「椋の木」が聳える。鳥居の脇にある大きな石は近くを流れる用水路の中にあったものである。(2407)
 
 
 
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平塚に相模国五社の五之宮格の「平塚八幡宮」

2024-07-14 07:22:57 | 神社
平塚市浅間町に相模国五社の一社で五之宮格の「平塚八幡宮」は鎮座する。創建は仁徳天皇68年(360)。1600余年の長く輝かしい歴史を誇り、相模の鎮めとして朝廷の信頼も厚くまた霊場として重要視され鎌倉時代以降武人の信仰を集めた社である。源頼朝公夫人の安産祈願の「神馬奉納」、徳川家康公の「社領寄進」はよく知られている。主祭神は応神天王、神功皇后、武内宿禰命。七夕祭りの飾り付けされた朱色の「一の鳥居」を抜けると左右に鯉、「カモ」、「アヒル」が泳ぐ「東御池」、鶴峯山稲荷社、更に「二の鳥居」の正面に「拝殿」、奥に流造りの「本殿」が建つ。「拝殿」前に「茅の輪くぐり」が設置されていた。海外からの旅行者も潜っていた。拝殿の右には「諏訪社」、中央に「若宮社」、左に「神明社」の境内末社、「平塚弁財天」、「拝殿」左側に「神輿殿」が建ち並ぶ。かつて平塚は「宿場町」であり門前大通りは東海道、須賀港、厚木往還、大山道の重なる交通の要衝で道中安全の祈り社頭として栄え発展した名残りが今も感じられる。(2407)
 
 
 
 
 
 
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