相模太夫の旅録=Tabi Log

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赤城山と湖を御神体とする「赤城神社」

2018-09-08 16:46:42 | 神社
群馬県前橋市富士見町赤城山、関東平野北西縁に立つ「赤城山」、山頂にある湖、火口丘の地蔵岳を御神体としてまた山岳信仰に由来する神社「赤城神社」はある。創建は不詳ながら大同元年(806)に小沼から見上げる神庫岳の中腹より大沼の畔に御遷宮された記録があり1200年の社歴を有する。朝廷より御神位を賜っていたり、長元年間(11世紀)には正一位に叙せられている。江戸期には東照大権現、徳川家康公を祀り、将軍家、諸大名の信仰厚く三代将軍家光公より寛永19年に社殿再建を命じられた。祭神は赤城大明神(大国主神/磐筒男神/磐筒女神/経津主神の四柱を総称)。大山祇神と徳川家康公を合祀。赤城姫と淵名姫という二人のお姫様が赤城山で命を落とし、その後、赤城山の神様となったという伝説もある。「大洞赤城神社」とよばれ、全国に300社程ある「赤城神社」の「総本宮」と有力視(推定)されるうちの一社で非常に由緒正しき歴史ある社である。標高は1400mを超える場所「赤城山登山の玄関口」、出張山や見晴山、黒檜山などの山々に囲まれた「大沼湖」の「小鳥ヶ島」鎮座している。鮮やかな朱色の橋を渡り石の「鳥居」を抜けると右手正面に朱色鮮やかな荘厳かつ華麗な「社殿」が周囲の山、緑に湖に溶け込むように一体となっている。本殿、中門、惣門は県重文財となっている。社の後にある巨石「櫃石」は古代の祭祀の遺跡といわれる。群馬県屈指のパワースポット御利益と、また大沼湖の美しい四季折々の風景を求めて数多くの老若男女が観光に訪れる。(1809)














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