復元建造物が建ち並ぶエリアの中でもっとも大きいのが「旧島田家住宅」の前に復元された「旧田中家住宅」である。田中家は江戸後期から明治にかけての甲州街道府中宿を代表する大商家である。明治天皇が府中近辺に来訪した際、兎狩りの際には田中家を休憩所として宿泊所として利用されたという。その証「明治天皇休憩所」の石柱もある。表門や玄関式台付きの母屋などの武家様式を備えた風格ある建物である。御座所として使われた奥座敷部分が残されている。建築面積は537.8㎡、延床面積は731.4㎡、規模は平屋建(一部地上2階建)、構造は木造&鉄筋コンクリートで瓦屋根である。見学は1階の一部で他に休憩所と和室を貸出している。(1602)















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