時宗総本山「遊行寺」の総合受付所！！

藤沢市西富、藤沢宿発祥の地に鎮座する時宗の総本山<「遊行寺」の本堂の左側に建つ「黒門」、「中雀門」(安政6年=1859に建立、遊行寺境内で最も古い建造物。四脚門で高さ約6m、幅約2.7m)より入ると正面に重厚な建物の「御番方」、左に「寺務所」、「僧堂」、右に信徒会館がありいわば当寺の「総合受付」である。裏に書院と菖蒲園があり、信徒会館の前に「放生池」がある。この池は元禄7年(1694)五代将軍徳川綱吉の時代、「生類憐れみの令」発布により、「江戸市中の金魚(赤色)、銀魚(白色)を所持いたすものは、その数など正直に報告し差し出すべし」の”おふれ”が出された。 こうして江戸市中の金魚や銀魚が集められこの池に放生された。 当池の「ハクモクレン」名物で「東国花の寺100ヶ寺」に選ばれている。今は「フヨウ」が咲いている。(2410)