相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

当地を治めていた渋谷氏の菩提寺「崇福山長泉寺」

2018-10-26 20:39:07 | 寺院
神奈川県綾瀬市早川に曹洞宗寺院「崇福山長泉寺」はある。寺の背後の山は「金王丸の山」と呼ばれ、平治の乱で敗れた源義朝に従って東国に逃れようとした「渋谷金王丸」が葬られた山と伝えられている。定かではないが金王丸は渋谷重国の子ではないかと。尾張国野間の長田忠致を頼った義朝が忠致の裏切りに遭い殺された際も一緒であった。義朝が殺されたことを京の常盤御前に伝えたのも金王丸でその後、出家し義朝の菩提を弔ったという。鎌倉時代に当地を治めていた渋谷庄司重国が開基した「祖師山菩提寺」を渋谷氏が曹洞宗の僧「格雲守存」を招き1615年代(慶長20年 元和元年)に「長泉寺」とした。約400年の寺歴を持ち、23代の住職によりその法燈を絶やす事なく今日まで護られている。本尊は釈迦如来。「山門」より鬱蒼とした木が茂る石段を上っていくと正面に「本堂」、右に「庫裏」がある。本堂の前に小さなお堂がある。(1810)












コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 相模原「第40回 造形 風っ子... | トップ | 秋恒例の「女子美祭 2018」が... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

寺院」カテゴリの最新記事