相模原市南区麻溝台にクレマチスやアジサイの名所「相模原麻溝公園」はある。センター広場から降りた緑の広場のクレマチスのオベリスクの間に植栽されている「オミナエシ」が黄色の清楚な小花を沢山披露中である。この花は合弁花類、スイカズラ科オミナエシ属の多年生植物である。秋の七草の一つとして、日本では古くから親しまれている花で別名は「女郎花」、「粟花」、「敗醤」、思い草ともいう。「おみな」は「女」の意、「えし」は古語の 「へし(圧)」で、美女を圧倒する美しさから名づけられた。数本の茎をまっすぐに伸ばして株立ちになり、先端に多数の黄色い5弁花を咲かせなんとも可憐である。どことなく「ミシマサイコ」に酷似の花房は全体で15~20cmほどの大きさで、開花にはかなり早晩の差があり、6月から9月にかけて咲く。今日あたりから気温が下がり始めこの花が咲き始めたということはもう秋がすぐ近くに来ている証である。(2408)
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