世界には3000種類近くの「セミ=蝉」がいるという。大きさも2cm~13cmと幅広く存在している。日本では古くから生息しているからか夏の季語として俳諧、俳句、連歌などにも数多く詠われ、そのミーンミーン、ジージーという鳴き声は夏の風物詩となっている。エゾハルゼミ、ヒグラシ、「アブラゼミ」(北海道から九州に分布し7月から10月に発生する大型のセミで、平地から山麓に広く生息している。見られる場所は人家の庭先から雑木林など広い範囲でもっとも身近なセミにはツクツクボウシ、ミンミンゼミ、クマゼミ、ニイニイゼミ、コエゾゼミがいる。セミは卵⇒幼虫⇒成虫という不完全変態をする虫である。7年間という長い長い地下生活を経て羽化のタイミングで再び木に登ってきて羽の生えた成虫になる。子孫を残すためである。セミが成虫になってからは1週間くらいの寿命といわれている。儚ない一生である。松尾芭蕉は「閑さや岩にしみ入蝉の声」と詠んでいる。(1808)
座間市緑ヶ丘に「坂と緑のハーモニー かにが沢公園」が謳い文句の公園がある。四季折々の自然が楽しめ、梅、桜、芝桜、曼珠沙華で彩られ座間八景の一つにもなっている。当園では夏のイベントとして昨日8/25と今日8/26の2日間15:00から「かにが沢公園中央広場」で「第21回 かにが沢盆踊り・花火大会 2018」開催されている。広場には本部、自治会のほか数多くの露店(テント)が建ち並び多くの人出賑わっている。15:00開会式のあと子どもたちの「相武台囃子」、ステージ前では「ビンゴゲーム」、みんなで踊る盆踊りが行われた。両日祭りのフィナーレ(8時半頃より)は花火が打ち上げられる。(1808)
相模大野の夏の祭典である~フード&ミュジックフェスタ~「第14回 相模大野もんじぇ祭り 2017」が「大野中公園」を主会場として今日(8/25)14:00から始まった。「おいしい、たのしい もんじぇ」をコンセプトに地域活性化を目的に地元飲食店が中心になり2005年から始めたお祭りも今年で14回を迎える。昨年は2日間で9万人が来場し最多を記録した。この祭りの「もんじぇ」はフランス語で「食べる」を意味する「Mangez」に由来する。青空の快晴、35度を超える猛暑、特設ステージでは14:00からトップバッター「gentle山本」、15:10「いいくぼさおり」、16:10「米重優哉」などプロのジャズミュージシャンによるライブ、歌声が会場内に響き渡った。この祭りでなんといっても興味があるのが会場内中央公園外周には地元の飲食店が33店舗創り出す美味しい料理に列をなしていた。目玉の「打ち上げ花火」は21:00から行われるとあって広場は来場者で埋め尽くされていた。相模大野は明日8/26まで熱く燃える「もんじぇ祭り」一色となる。(1808)
今夜19:100空を見上げると地球から約38万kmという彼方に「月」が見える。急ぎ愛機を取り出して望撮してみた。空を見上げると満月とか半月とか三日月とか呼ばれる月は地球の四分の一大きさであるが、先週金曜日8/17の「月齢は6.0」、今夜は左舷がほんの少し掛けて「月齢は13」である。ほぼ満月に近い形であるがクレーターか谷、山脈らしき暗い月面の模様が見える。よく日本では「うさぎの餅つきの姿」、西洋では「女の人の横顔」、「カニの爪」など国、方角によっていろんな形に見える。先日は火星の大接近と今、宇宙はロマンに満ちた神秘的な天体ショーが繰り広げられている。(1808)
☆8/17の月
☆8/24の月
☆8/17の月
☆8/24の月
海老名市中新田に身延山久遠寺末の日蓮宗寺院「長高山海源寺」はある。開山・創建は室町時代(寛正年間1460~1465年)。大島豊後正時が建立。本尊は三宝諸尊、祖師木像。かつては田んぼの中のお寺であったことから「田ん中ぼっちり海源寺」といわれていた。江戸時代の終わり頃、境内にいつのころからかタヌキが住みつき、毎年、春先のじめじめした生暖かい風が吹く晩になると化けて出て人を驚かせていたという逸話がある。当寺は45号線海源寺信号傍にあり鐘楼を兼ねた「鐘楼門」(市指定重要文化財)の「山門」が構えられ際立っている。三間鐘楼門で屋根は入母屋造り、銅板瓦棒葺である。「山門」を抜けると境内正面には木造八間四面の回りに内廊下、後ろに位牌堂を備え、太い虹梁には直接、立体的な龍や蓮などの彫刻が施された入り母屋造りの「本堂」がある。境内には「鬼子母神堂」、「三十三番堂」、「七面堂」、本堂前には市指定保存樹木で幹周囲2.3mの巨樹「ケヤキ」が聳える。(1808)