伊東良徳の超乱読読書日記

雑食・雑読宣言:専門書からHな小説まで、手当たり次第。目標は年間300冊。2022年から3年連続目標達成!

なぜ、あなたの料理はちょっとマズイのか?

2024-12-29 23:34:07 | 実用書・ビジネス書
 卵焼き、おにぎり、味噌汁、野菜炒め、鶏もも肉のソテー、豚しゃぶサラダ、チャーハン、肉じゃが、鯖の味噌煮など定番の料理を題材に、ひと手間をかける意味、手順(順番)を守る意味を説明した本。
 サラダの味付け(その前に野菜の洗い・水揚げ・水切りという話はちょっと置いて…)は、油を入れて手で混ぜる、塩を振って手で混ぜる、酢をかけて手で混ぜる(34~35ページ)って。油・塩・酢を攪拌して(要するにフレンチドレッシングにして)かけて混ぜるじゃないんだ…手で揉み込むことでドレッシングが馴染むのは感じるのですが、手がベトベトになり洗うのが面倒と近年は菜箸でまぜていました。
 フライパンを1分熱するのが「基本中の基本」(74ページ)、野菜炒めはフライパンにゴマ油を入れて中火で1分~1分半(95ページ、93ページ)、チャーハンではフライパンにゴマ油を入れて中火で2分熱する(123ページ)というのですが、今どきのガスコンロはフライパンを中火で空焼きしてたらそこに至る前に勝手に弱火になってしまうと思います。料理が苦手な人向けの本ですし、そのあたりの対処の仕方も触れておいて欲しかったなと思いました。


小田真規子 講談社 2024年10月25日発行

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