伊東良徳の超乱読読書日記

雑食・雑読宣言:専門書からHな小説まで、手当たり次第。目標は年間300冊。2022年から3年連続目標達成!

アメリカの中高生が学んでいる話し方の授業

2025-01-13 22:39:55 | 実用書・ビジネス書
 コミュニケーションコーチを職業とする著者がアメリカのコミュニケーションスクールの授業を視察して得たエッセンスを語る本。
 話し方の「技術」ではなく、自分中心のマインドになっている自分を自覚し、相手中心のマインドで、相手をリスペクトして話す、相手に聞くのは事実よりも、相手がどういう気持ちを持ったかを重視する、非言語表現を軽視しない/重視するというあたりがポイントのようです。服装に気をつけて世間一般に認知された服装も大切です(244ページ)といわれてしまうと、そうなんでしょうけど、なんだか気詰まりです。
 非言語表現が大事という話が、冒頭には「メラビアンの法則」という言葉が出なかったので、どちらかというと私は感心した(心理学系の本でそれを錦の御旗のように書く本が多く食傷しているので)のですが、やはり出てきました(67ページ)。そうなると、そうだろうなと思うマズローも(110ページ)。


小林音子 SBクリエイティブ 2024年3月31日発行

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