なあむ

やどかり和尚の考えたこと

三ちゃんのサンデーサンサンラジオ37

2016年01月08日 12時17分49秒 | サンサンラジオ
♪゜・*:.。. .。.:*・♪
三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ!

今週もはじまりましたサンデーサンサンラジオ。
お相手は、いつもの三ちゃんこと三部和尚です。

和尚は今年還暦を迎えました。(パチパチパチ)
干支は丙(ヒノエ)申(サル)です。
ということで、今日は干支の話をしたいと思います。
「干支」はご存知のように、「十干」と「十二支」の組み合わせによってあらわされる、日付や方角のことです。
ネットで少し調べてみると、起源は古代中国で、とても細かい分類と意味づけがなされ、吉凶を占うことにも使われてきたようです。

調べて分かったのですが、十干は、木、火、土、金、水の五つの要素を陰陽に分けたもので、兄(エ)と弟(ト)で表現されました。
なので、木の兄(キノエ)木の弟(キノト)、火の兄(ヒノエ)火の弟(ヒノト)と呼ばれ、それに甲、乙、丙、丁の文字がふられました。これが、「エト」という呼び名の起源だということです。
それに子、丑、寅、卯と十二支を組み合わせるわけですが、10と12の最小公倍数が60で、今年、60年ぶりの丙申の年を迎えたというのが還暦の意味になります。
そこで分かったのは、十干と十二支に、組み合わせのないのがあるということです。
つまり、甲(キノエ)申、丙(ヒノエ)申はあるが、乙(キノト)申、丁(ヒノト)申はないということを知りました。
調べてみると色々おもしろいですね。

干支を詳しくは知らなくても、還暦という言葉は一般的に使われ、「何年生れ」などと普通に言いますし、年賀状にその年の動物をデザインするのには何の違和感もありません。
西洋式のカレンダーが主流になった現代でも、いまだにこの干支が生活の中にすっかり溶け込んでいるというのは、干支という暦がとても寿命の長い文化だということでしょう。

少し前までは、還暦になると赤いちゃんちゃんこを着てお祝いするという風習がありました。
確かに、親戚が集まって盛大にお祝いをした記憶がありますし、その時の記念の名入りの杯が残っています。
赤いちゃんちゃんこを着るのは、寿命が元に戻って赤ちゃんに帰るという考え方からのようです。
以前は、この時に正式に仕事を引退したとも書かれていました。

そういう年を迎えました。
引退の年です。
赤ちゃんに帰ります。
これまで何度も、言ったり書いたりしてきました。
私の寿命は60歳だと。
誕生日は5月22日なので、そこまでの命だと今も思っています。
それ以上に生きるかもしれませんし、予定通りかもしれません。
昨日まで元気だった人が突然、というのはよくある話です。
なので、誕生日まで、精一杯楽しく生きるつもりです。
もし、それ以降生きているとしても、それはもう別の命です。

みなさん、楽しく生きましょう。
人が死んでも悲しんでくれるのはわずかな時間です。
長くて1周忌、3回忌には家族だって泣いてくれるかどうかあやしいものです。
どれほどいいことをしてもすぐに忘れられます。
どれほど恥ずかしいことをしてもすぐに忘れられます。
あなたが思っているほど周りはあなたのことを気にしてはいません。
好きなように楽しく生きればいいのです。
但し、後々苦しむようなことをするのは愚かです。
そこは智慧を働かせましょう。
真の楽しさとは何かを考えて大いに楽しみましょう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿