なあむ

やどかり和尚の考えたこと

境界線上の言葉 12

2009年06月14日 04時46分43秒 | 境界線上のことば

昨日は松林寺の大般若祈祷会。約200名の参詣者で本堂がいっぱいでした。

後片づけも終わって、手伝いのお母さん方とお茶を飲みながら境界線上の話題となりました。

さすが境界線上の年代の方々。懐かしい言葉がぼろぼろ出てきました。

「傘とこうもり」

01001369854_l 当地では、発音を正確に表記すると「こんもり」にjなるようで、「こんもり傘」という言い方もします。和傘と区別した言葉だったのでしょう。

また、体の部分の名称は古い言葉が多いようです。「でんび(額)」「おどがい(あご)」「ひじゃかぶ(膝)」「あぐど(かかと)」「べろ(舌)」「ずずこ(おっぱい)」など。

今考えてみると、「ズズコ」もアイヌ語と地名のコーナーで前回取り上げた言葉「スズ」同様、アイヌ語の泉からの転用かもしれません。湧きだしてきますからね。だとすると、他の体の名称も、アイヌ語との関連が気になってきました。調べてみましょう。

他にも色々出ましたが、もったいないので次回以降に譲ります。


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