前回「雪洲 御島裸」を開封してから2ヶ月半経ってようやくこの5合の焼酎を飲み終えた。夏の間は暑さにうだりながら冷たく冷やしたチューハイをよく飲んだので、つい壱岐焼酎に手を出す機会が減っていた。炭酸や冷たい水や氷で割ってしまうと折角の味をじっくりと堪能できないと思っている。
常温の水か、お湯で割ってじっくりと味わいたいときだけ、この壱岐で購入した焼酎を小さなグラスに充たして少しずつ飲んでいる。
5合のビンが空いて、今日からこの「確蔵」、壱岐焼酎の最後の1本になる。重家酒造の初代横山確蔵の名を冠したこの古酒は「壱岐の農家の方から作っていただいた米(コシヒカリ)と麦(ニシノチカラ)を原料にかめで仕込み2006年に常圧蒸留した焼酎」ということだそうだ。
私など味がわからない、鼻が利かない人間が味わうのはもったいないのかもしれないが、許してもらおう。当分はまた焼酎の楽しみが続く。うれしい限りだ。