Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

読書が進まない‥弱音といいわけ

2013年09月18日 21時48分51秒 | 読書
 今月は講座も少なく、今週はまったく無い。月初めに仙台・盛岡にいたが、とりあえず休養月のようなものだ。来月からは後期の各種講座が始まるので、遅い夏休みのようなものである。
 そうはいっても何かを常にしていないと落ち着かない性格、じっとしていられない性格は変わらない。新聞作りやら東京での集会などをこなしたが、読書などに励むことができなかった。

 労働組合の三役になって以降、退職して二年目の今になっても、年間数冊の読書に減ってしまった。手帳に記した記録を見ると一時はガムシャラに年間100冊(仕事と組合関係の本を除いて)を越えていたのに‥。あのエネルギーはどこへ行ってしまったのだろう。なんとも情けない。もっとも就職して以降の読書は熟読玩味とは程遠く、読み飛ばしに近かったので誇れたものではない。

 考えようによっては、18歳以降(学生時代以降)体を動かすことの割合の方が多かったのかもしれない。人と共に動き、自分の体を動かし、仕事とは体を動かすことで覚え・現場で考えなければならないということを教わり、組合という組織を動かし、ということばかりを続けてきた。40歳になる直前からは読書にむかうエネルギーまでもが、そちらに注がれてしまったようだ。

 読書にむかうエネルギーと気力はかなりのものである。エネルギーの消費と気力の総体が年齢と共に減少しているとすると、読書を活発にするには、体を動かすこと、体を動かしながら考えることに注いできたエネルギーを割かなければならないのだろうか。それもまたつらい選択である。しかも読書のスピードも遅くなっている。
 人生、なかなか思うようには展開できない。

 来週始めから今月いっぱい、8日間妻とイタリアに行くことになっている。本日はそのための買い物を少々。そろそろ荷物の準備をしなくてはならない。山行ならば持っていく物、リュックに詰めるノウハウなど心得ているが、パック旅行とはいえ8日間もの周遊は初めてである。多分いろいろ忘れ物が出てくるので、何回か詰めたり出したりを繰り返さないといけない。