Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

八幡平登山

2013年09月02日 19時43分25秒 | 山行・旅行・散策
 雨の中八幡平を登り無事下りて来た。

   

 まず「八幡平自然散策パス」が運行しているとの情報を得て盛岡駅まえに出向いたのだが、どうもこのバスの運行表を見ても今ひとつピンと来ない。同じ岩手県北バスの路線バスとの関係がはっきりしない。切符も別扱いだ。どうもこの「自然散策バス」は八幡平市観光協会からの委託運行のようで、既存路線との整理が出来ていないようだ。

 さて、11時過ぎに「八幡平頂上」バス停に着いたときは土砂降り。昼食を食べる間様子を見ていたがやむ気配がない。雷注意報が出ていたようだが、風もなく雷の音も聞こえないので、おもいきって出かけることにした。
 しかしザックカバーは忘れていた。またゴアデックスとはいえかかとの浅いトレッキングシューズ。ただし雨具は持参している上、傘もある。着替えもある。ウィンドブレーカーをリュックに巻きザックカバーの替わりに仕立てた。

   

 30分で頂上とあるが早めにあるいてみたら15分で頂上に着いた。道はコンクリートで固めた石畳道。しかし案内標識も注意看板も雨に煙って見にくい見あたらない。
 それでも幾枚が写真を撮り続け、立派で新しい頂上の標識とその付近を撮ってみた。展望台を作るための資材らしいものがおいてあったのはちょっと興醒め。
 下山路は途中から真新しい立派な木道になり、大きな池をめぐっている。立派な避難小屋小屋「稜雲閣」で2パーティー6人ほどが休憩を取っていた。ここで一旦汗を拭った後、源太森に向かったが雨がますますひどくなり、分岐から出発地の見返峠に戻った。



 見返り峠に分岐から20分で戻ってみると途中から晴れ渡り、まったく見えなかった岩手山とそこに至る裏岩手縦走路がごく至近距離に見えてきた。この縦走路は昔岩手山からここまで歩こうとしたが悪天候で中途で下山した縦走路である。いつかまた再挑戦したい道である。

      

 岩手山のほか、裏岩手従走路で一番近い畚岳の左に秋田駒ヶ岳、案内標識と較べて見ると右に多分月山と鳥海山らしい山塊が見える。畚岳と見返峠の建物の間に手に取るように至近距離に見えた。多少無理しても登った甲斐があった。しかし鳥海山はもっとピラミダルに見えると思っていたので自信はない。

   

 戻ってからさらに20分ほど下った藤七温泉の混浴露天風呂で1時間のんびり浸かった。入浴料600円。宿泊でも12000円以下とのこと。広い河原にしつらえた風呂は底から暑い湯が沸き野趣満点。



 盛岡駅に戻ったのが17時過ぎ。お酒と駅弁を購入したが、お酒は残念ながら首を傾げる味わい。お弁当はおいしかった。お弁当の写真、鳥の照り焼きはすでに胃の中に納まっている。

 21時に東京着予定。明日は洗濯と休養。明後日は前期最後の講座。