先ほどハマスホイ展の図録を見返していたら、展示されていた作品では最晩年の作品「カード・テーブルと鉢植えのある室内、ブレスゲーゼ25」(1910-11、マルムー美術館)を取り上げていないことに気がついた。
もっとも語るほどのことは思いついていないことも確かである。今の退職者会の新聞の原稿作りをしながら考えをまとめてみたい。まとまる自信はまるでない。ハマスホイという画家、不思議な画家である。何となく気になる。派手な色使いもなく、ドキッとするような描き方もしていない。
どこが私の気を惹くのか、それもよく分からない。
そんなどうどう巡りをしているうちに眠くなってしまうことも白状しなくてはいけない。
ただし今やっていることを片付けないと残念ながら何事も前に進まない。