「ビザンツ帝国-千年の興亡と皇帝たち」(中谷功治、中公新書)を読み終えた。ビザンツ帝国の概観を知らないので、基本的な知識のために教科書的な入門書として読ませてもらった。皇帝たちの事績を追う形の書物である。
私の興味としては、第2章のイコノクラスム、終章のビザンツ世界の残照の部分。
イコノクラスムの歴史と教義の変遷は興味深く読んだ。美術史的視点はこれから別の書物を探してみたい。
終章についてはイタリアルネサンスに大きな影響を与えたと思われる東西の合同をめざしたフェラーラ・フィレンツェ公会議による文化交流について興味深く読んだ。
どちらも掲げられた参考文献をいくつか読んでみたいと思った。果たしてその時がくるであろうか。
横浜駅に近いオフィスビル街の一角にある喫茶店の店外のテーブル席が空いていたので、1時間ほどの読書タイム。久しぶりに「ビザンツ帝国」と、日曜日のオンライン講座「美術の物語」の12回目の資料「現実をとらえた美術 15世紀前半」を半分ほど目を通した。
「ビザンツ帝国」はまもなく読み終える。できれば本日中に読み終えたいと思っている。第1回十字軍をめぐる混乱の帝国を扱っているところまで、読み進めた。
新型コロナウィルス感染症の拡大が止まらないが、昨日の朝も経験しけれども、朝の通勤ラッシュの混雑がある限り感染は拡大するのが当然のように思われる。あのように人が高密度で何十分も詰め込まれていたら、感染するのが目に見えている。
接待付きの会食が原因といわれているが、あの通勤ラッシュを解消しない限り歯止めはかからないのは当然である。駆け込んでくる人は息が切れて、マスクを外している人も多い。通勤ラッシュで感染すれば、当然感染経路は不明のままである。一番肝心なことを議論せずに、対応策を宣伝しても意味はない。しかも政府の対応は後手後手が続く。
来週の予定が今朝になってまた変更。スケジュール帳をさらに更新して打ち出し。昨日気が付いた原稿を作り終え、送信。退職者会の新年号の原稿2本と写真がとどく。予定の変更に伴い、分担した電話とショートメールを4本。一応これで作業は中断。これより読書&コーヒータイム。
天気はよい。先ほど妻が買い物より帰宅。入れ替わりに私が出かける。繁華街は避けて近くの喫茶店にする予定。