Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

ベートーベン「ヴァイオリン協奏曲」

2020年11月27日 23時26分20秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 夜、ベートーベンのヴァイオリン協奏曲(パールマン、ジュリーニ指揮のフィルハーモニア管弦楽団)を聴いている。不思議なもので、好きなこの曲は一日に何回聴いても飽きることがない。
 パールマンのヴァイオリンの音色も好きである。テンポも私の好みにあっている。一つ一つの音が丁寧に扱われいる。

 この曲を聴きながら、「トライアローグ展」の図録を引き続き読んでいた。私が見た記憶のない作品で気に入ったものをいくつかをスキャナーで取り込んでみた。明日にアップしてみるつもりである。
 スキャナーはメーカー提供のドライバーソフトを何回かダウンロードしているうちにようやく正常に動かすことができるようになった。一時はお金かけてまたいつもの業者に頼まなくてはいけないかと心配した。


「藤原定家「明月記」の世界」

2020年11月27日 21時20分03秒 | 読書

   

 本日から読み始めた本は、「藤原定家『明月記』の世界」(村井康彦、岩波新書)。
 すでに購入しておいた本。堀田善衛の「定家明月記私抄」の正・続を読み終わったばかりである。文学的な「定家」評価とは別に、歴史的資料としての「明月記」の読み方はどうなるのか、知っておきたかった。
 本日は夕方、20分ほどのコンビニまで歩き、イートインコーナーで「序章」に目を通した。ここは広いイートインコーナーが2階にあり、ウォーキングで疲れたときなどに重宝している。

 横浜美術館の「トライアローグ展」の図録と、「エルンスト展」の図録は重いので、外に持ち歩きはできない。これは家で読書するときのものである。


「日経サイエンス12月号」 その2

2020年11月27日 14時54分12秒 | 読書

 午後から日経サイエンス12月号の特集記事「星の地図をつくる」の二つの記事を読む。
 天の川銀河の形については、推定ばかりを私が学生の頃は教わった。太陽系が銀河の中のどの辺の位置なのかも観測に基づくものが示されていなかった。
 「見えてきた天の川銀河の姿」と「銀河のダイナミズムを探る VERA計画大詰め」の2本。

 最後まで目を通したが、どの程度理解できたかははなはだ心もとない。
 親切にもそれぞれキー・コンセプトが囲みで記載されているので、それをうつすことで頭の整理をしておきたい。

 それを私なりにまとめると、
・天の川銀河は米国のBeSSelサーベイや日本のVERA計画などのデータからその地図化作成されている。
・天の川銀河には大規模な渦状腕が少なくとも4本り、より小規模な構造もある。さらに太陽の位置は銀河面に非常に近く、銀河円盤の乗っていることが確認された。
・日本列島サイズの口径の電波望遠鏡を実効的に実現して立体地図をつくるのが「VERA計画」。
・銀河円盤の回転や大質量原子星がガスを噴き出す様子などダイナミック姿もとらえられた。
・中国・韓国と連携して東アジア規模の口径の電波望遠鏡を実現し、遠方の銀河に潜む巨大ブラックホールの活動を探る取り組みなども進んでいる。
ということになるだろうか。

 ここでも予算減などの国の圧力に悪戦苦闘している状況が記されていた。