Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

私の美術鑑賞の限界

2020年11月20日 23時25分02秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 強風注意報は継続している。明日は北寄りの風になり、本日より気温は低くなるようだ。本日は不思議な天気であった。最高気温は13時に23.3℃もあったのだが、南寄りの風が強いわりに、ウィンドブレーカーを脱ぐと寒さを感じ、着ると暑苦しかった。こういう気温と風が体にはよくない。



 明日には横浜美術館の「トライアローグ展」の感想をアップしたいと思っているので、本日は思い切って購入した図録を読みたい。
 私は、1950年以降の立体作品やインスタレーションと呼ばれるものは苦手である。頭の中に入ってこないのである。いろいろな見方や楽しみ方を探っても、思考が柔軟ではないせいか、すんなりと楽しめない。作品を「理解」しようなどと焦るのはよくない接し方だと思うが、いつも作品の前を通り過ぎてしまうことが多い。

 「頭で理解」しようとするのは近道ではないと思うが、私はどうしても文字による叙述に頼ってしまう癖がある。悲しい習性であるが、今さら変わりようがない。


横浜市立市民病院・横浜美術館・・

2020年11月20日 20時06分27秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 本日は午前中に市民病院で診療と昼食。その後、久しぶりに横浜美術館を訪れた。11月14日から来年2月末日まで開催されている「トライアローグ」展を見てきた。
 「横浜美術館、愛知県美術館、富山県美術館 20世紀西洋美術コレクション」という副題になっており、3つの美術館の所蔵するピカソ、ブラック、クレー、エルンスト、ダリ、ミロなどの作品が並んでいる。
 圧巻は会場に入ってすぐのところに並ぶピカソの初期から晩年までの4点の肖像画。「青い肩かけの女」(1902、愛知県美術館)、「肘かけ椅子の女」(1923、富山県美術館)、「肘かけ椅子で眠る女」(1927、横浜美術館)、「座る女」(1960、富山県美術館)。たくさんの肖像画を描いたピカソであるが、これは楽しい出会いであった。
 久しぶりの美術館、楽しく一巡でき、充実した1時間半であった。詳細は後日に再度アップしたい。

 夕方からは、いつものかかりつけ医に行き、午前中の市民病院の検査と診断結果報告し、さらに無くなった血圧の薬の処方箋を作ってもらった。

 友人も大変心配してくれた発熱の原因がマラリアではないか、ということについては市民病院では採血結果などからも今回は明確に否定してくれた。またかかりつけ医も同様の意見であった。私もホッとした面がある。

 


強風・雷注意報

2020年11月20日 08時53分08秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 昨晩から強風・雷注意報。

 寝る前にベランダの戸を開けて草花の鉢や、箒などが風に飛ばされないか、点検したとき、もう春一番が吹いているのかと思ってしまうような生暖かい風で湿気をたっぷりと含んでいた。

 その直後の0時には最大瞬間風速が16.6mの南南西の風を記録していた。朝7時くらいまではその強さの風が吹き続けた。ベランダ側のガラス戸に吹き付ける音が大きく、また他の家のベランダにおいてあるものが風にあおられて転がっているらしい音が気になってなかなか眠れなかった。
 北側ではプラタナスの葉が、騒がしかった。落ちた葉が路面に擦れる音、落ちていない葉と葉が擦れ合う音、なんとも賑やかである。
 風の音だけでなく、二次的に人工的な音と、自然由来の音をともに引き出し、響きあって不思議な効果を出している。

 少しおさまったとはいえ、まだまだ強い風である。外に出るのが億劫に感じられる。