本日も午後は出かけてみた。新型コロナウィルスの感染症の拡大局面、ということで、横浜駅は避けて、神川大学の生協の書籍部に文庫本の取り寄せを依頼、その後近くの私鉄の駅の近くの喫茶店まで歩いてみた。若干の読書タイム。往復で約9000歩ほど。
帰りがけはちょうど月が登り始めたころで、満月の月の出を久しぶりに見た。本日は半影食であった。夕食後しばらくして窓から眺めたのだが、時間を間違えてすでに終了していた。21時では遅すぎた。
午前と午後と夕食後に作業を断続的に行った。退職者会のニュースの原稿づくりと設立30周年イベントのための記念誌の編纂作業。
ニュースの原稿づくりは慣れているのでそれなりにスムーズに信仰できるのだが、40ページの記念誌の編纂作業は慣れないので四苦八苦。10ページ程度のパンフレットならば幾度も手がけたのだが、印刷所にどうやって原稿を示したらいいのか、うまく想定できない。
結局新聞と同じくすべてのページをレイアウト・画像などすべて私のイメージに近い形で作成している。考えてみると直に編集作業をしているようなものである。
もう少し手抜きをしたくなってきた。しかし発行はまだ半年先である。あまり焦ってもしかたない。印刷所ともう少し調整をしたほうがいいのかもしれない。
どういうわけか食わず嫌いに近かった、ベートーベンの弦楽四重奏曲の後期の第12番から第16番、ならびに大フーガを聴く気になった。
昨日は第13番と大フーガ、本日は第16番を聴いた。第16番はアルバン・ベルク弦楽四重奏団で1989年の録音。昨晩の演奏よりこちらのほうが音が艶やかで奥行きのある音がするように思われる。あらためてユーチューブでこのアルバン・ベルク弦楽四重奏団の第13番を検索したが、第5楽章しかなかった。他の後期の弦楽四重奏曲はそろっていたのに、残念である。
カヴァティーナはかなりテンポがゆったりしていて、たっぷりと聴かせてくれる。このくらいのテンポが私の好みである。
第16番、第3楽章は美しいがここでは少しテンポがあまりにゆったりしているのに驚いた。演奏者によるものなのか、作曲家の指定なのか、わからない。私の不勉強である。第1楽章と第4楽章の後半はともに私には少し激しすぎる曲に聞こえる。それぞれの前半は、私は気に入った。
この2曲、否、後期の弦楽四重奏曲をじっくりと聴いたのは初めてである。
本日は、第13番の第5楽章と、第16番を楽しむことにした。他の4曲は後日の楽しみに取っておく。