Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「「海の民」の日本神話」 3

2022年09月25日 22時59分04秒 | 読書

   

 「「海の民」の日本神話」(三浦祐之、新潮選書)の第5章「北へ向かう、北から訪れる 越前・越中・能登」を読み終わった。

一つの海を挟んで存在する人々の間には、‥ヤマトを介さない独自の交易や流通が古くから行われていたと考えるのが自然なのではないかと思う。旧来の高句麗との独自の関係が、ヤマトの大王によって列島支配が独占されていく段階になると軋轢を生じさせたのである。こうしたあり方は、律令国家が権力を独占し地方を収奪する過程において、陸道によってヤマトへと統一され訓化されていく過程と見合うのであった。それぞれの地域の豪族たちの独自性は、かなりの後の時代まで保持されていた可能性がある‥。」(高句麗使の渡来)。

 当然と言えば当然の結語ではあるが、具体的に日本書紀の記述から読み解いたり、釈日本紀のホンダワケ(応仁)から血筋の疑わしいヲホド(継体)の出自を越前の地の豪族との関係から類推・割り出す方法は説得力がある。

 


フラワー緑道 2

2022年09月25日 21時20分17秒 | 山行・旅行・散策

      

 先ほどの写真の続き。フラワー緑道はしばらく見ないうちにすっかり秋の気配に変わっていた。ただし陽射しはとても強かった。秋の雲もなく、空を見るだけでは季節はわからない。キバナコスモスも盛りを少し過ぎ、アガパンサスは実がすっかり黒くなった。
 蚊に3ヵ所ほど刺されてしまい、かなり痒くなった。近くの公衆便所にて、石鹸水でゴシゴシ洗ってなんとかしのいだ。
 


フラワー緑道

2022年09月25日 20時20分51秒 | 山行・旅行・散策

      

 本日は快晴。湿度も低くさわやか。久しぶりに洗濯物も気持ちよく乾いたようだ。私は久しぶりにフラワー緑道まで出かけてみた。
 歩いて行こうと思ったが、本日は杖を突かずに歩く練習をしたくて、バスにて近くのバス停まで行くつもりだった。しかしバスで座席に座ってボーッとしているうちに途中下車を忘れて横浜駅まで行ってしまった。
 バス停二つを歩いてもどり、強い日差しに汗ばみながら幾枚かシャッターを押してみた。

 帰りは再びバスに乗って横浜駅まで。オフィス街にある安い喫茶店はそれほどの混雑ではなく、多少の読書が出来た。「「海の民」の日本神話」の第5章を少々。

 帰宅してみると歩いた歩数は7000歩ほど。杖は突かなかったが、やはりゆっくり歩き、しかも階段の昇り降りは数段でも手摺りのお世話にならないと無理であった。本日は太腿と脹脛の筋肉の凝りをほぐすように、風呂の中でのマッサージと湿布薬のお世話にならざるを得ない。