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Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

台風14号の影響

2022年09月16日 22時50分18秒 | 天気と自然災害

 私ども夫婦は普段はどうしても午前中の外出は難しい。二人とも宵っ張りというか、朝起きるのが遅い。特に私が現役を卒業して以降は、朝食が8時過ぎになった。

 明日は9時過ぎに家を出て、組合の会館での集まりに参加予定。カメラを持って取材である。いつもは日付が変わって2時近くにベッドに入るが、今晩は少なくとも1時には就寝、7時半には起床、ということにしないといけないようだ。

 横浜では、明日の午後からは曇、そして18時以降は雨が降るらしい。台風14号に吹き込む風が雨を伴っているためである。しかし気温は30℃を超えるらしい。18日(日)は終日大雨の予想。19日(月)、20日(火)も雨のマークがついている上に30℃を超える予想になっている。私の予想では湿度も高そうである。

 明日帰宅したら、ベランダの片付けなどをする必要があると思われる。


「台風」という季語

2022年09月16日 22時02分23秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 あくまでも素人の独善的鑑賞である。

★なま白き月地をいづる颱風あと       野澤節子
★台風あと別な白さの萩咲ける        細見綾子
★台風の眼が澄んでゐる死の商人       佐藤鬼房
★孤り昏れ野の光も昏れ颱風の樹       赤尾兜子
★目が並ぶ颱風の夜の軍用車         加藤秋邨

 第1句、台風一過、大気が澄んで月もことのほか明るく照る。騒がしく、おどろおどろしい恐怖すら味わったかもしれない台風に耐えていたのか。気分が安らぐとともに月が「なま白く」く見えるのだという。黄色の月ではなく、「なま白い月」というのはどんな感じなのであろうか。
 第2句、こちらは萩の花がいつもとは違う「白」に見えたのだという。湿気の多い空気から秋の乾いた空気と太陽光のもとでの萩の白。きっとくすんだ白から輝く白への変化なのだろうと想像してみた。
 第3句、ちょっと難しい。台風の眼が澄んでいる、眼が澄んでいる死の商人、どちらと解釈するのだろうか。眼の澄んでいるような一見悪いことなど考えたこともなさそうでも、戦に関わる商売に関わることもある。衛星画像で台風を見ると勢力の強い間は眼がくっきりとしている。しかしその眼は邪悪な猛威をもたらす。
 第4句、気象災害時、人は孤独になるものである。自然に向き合う時は人はいつも孤独である。だから怖さが勝るのである。颱風の「樹」は作者の孤影に思える。
 第5句、戦前の句集「颱風眼」所収。夜の列車から軍用車両が並行して走るのを見たのであろう。折から颱風下。戦前の軍靴が人々を圧して押し寄せてくる怖さを感じる。

 


台風14号への備え

2022年09月16日 20時13分34秒 | 天気と自然災害

 台風14号の予想進路の中心線を結ぶと、九州と瀬戸内海を縦断し、北陸に抜け、秋田方面に進もうとしている。雨・風ともに強いようだ。

 気象庁のホームページによると、神奈川県では本日16時の発表で、
(明後日18日から21日まで)台風第14号の影響により、
 18日は、大雨警報と波浪警報を発表する可能性があります。
 19日は、波浪警報を発表する可能性が高いです。また、大雨警報を発表する可能性があります。
 20日は、波浪警報を発表する可能性が高いです。また、大雨警報と暴風警報を発表する可能性があります。

 1時間降水量は、最大で今日は0ミリ、明日は30ミリ
 明日18時までの24時間降水量は、多い所で、東部では30ミリ、西部では50ミリ
と記されている。

 いつも思うことは、車は災害時には決して安全なものではない、ということ。排気筒から水が入ればエンジンは止まるし、ドアーが開かなくなる。暴風になれば、車体は揺れて横倒しになる可能性が高いし、ハンドルを取られて走行は極めて危険である。雨が強ければ視界がまったく利かなくなる。地震時も車に乗っての避難は状況を見極める必要がある。
 私は、災害時には車にたよることは基本的にはしない。もっとも車も持っていないし、私は免許すらない。しかしたとえ知人に誘われても多分断るであろうと思う。そのような状況になる以前に避難などを完了してしまいたいものである。
 雷の時は車の中は避難場所としてはとても有効であるが、それ以前に建物の中に避難してしまいたいものである。
 先ほど妻から「単4」の電池が残り少ないとのこと。明日にでも購入しておきたい。