トラブル続きで制度そのものへの信頼度が地に落ちているマイナカード、立法事実のない入管法等、この国のシステムや立法・行政府の役割が壊れているのを目の当たりにしている。
入管法の委員会での採決でも「審議は十分尽くされた」という与党側の言い分はどう考えてもおかしい。審議時間の長さではない。疑問や問題点をどのように議論し、納得のいく説明があったのか、中身が問われているのである。形骸化した審議は「審議した」という形を取り繕うだけでしかない。
入管職員の非人道的対応などが解決されない限り、問題は隠ぺいされ、憲法の理念からはますます遠ざかるばかりである。
本日十日ぶりにビールのレギュラー缶を1缶飲んでみた。茹でシラスとレトルトのヒジキの煮物をツマミにした。気持ちよく飲むことが出来た。
妻もレギュラー缶よりも容量の少ない缶ビールを飲んだ。
夕食後から雨が降り出した。明日の午前中までは降る用だ。
ところがレインアイよこはまは現在降っていないことになっている。直前の時間帯では雨量情報がまったく示されていない。先日の雨の時も、最後の場面で晴れ上がっているのに、雨が降っている表示になった。
私が現役時代に仕事で毎日見ていた頃よりも故障している時間が多いようだ。このままでは信頼度がどんどん落ちてしまう。施設そのものが老朽化しているのであろうか。いづれにしろ抜本的な改善が必要のようだ。このままでは災害時に役に立たない事態となる。
午後から妻と美味しいサイフォンコーヒーを淹れてくれる喫茶店でサンドウィッチ&コーヒーでランチ、さらに少し遠くのドラッグストアにて買い物。工事をしている方に留守番を頼んでしまった。
久しぶりに病み上がりの二人でプラプラ歩いた。その時はまだ陽射しがあり、眩しいくらいであった。アジサイやビオウヤナギが街路樹の低木として盛り。見ごたえがあった。やはり外の空気を肺いっぱいに吸いこむのは気分がいい。
帰り道は途中からバスに乗車。バスを待っている間に黒い雲がひろがり始め、今にも降り出しそうな気配になった。
キッチンは据えてもらったが、配管等はまだ整わないので、惣菜は差し入れと買い置きを継続することとし、途中のスーパーで野菜のみを購入。
明日の夕食からはキッチンを利用したいが、間に合うだろうか。月曜から卓上ガスコンロでお湯を沸かし、レトルトの食品を多用している。便利ではあるが、やはり年寄りには寂しい。
朝から聴いている曲はベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。演奏はヴァイオリンがヘンリック・シェリング、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、指揮はベルナルト・ハイティンク、1973年の録音である。ロマンス第1番と第2番は1976年の録音。
バッハのヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ、同じくヴァイオリンソナタとパルティータ、そしてベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲、さらに明日以降聴く予定のヘンデルのヴァイオリンソナタ、モーツアルトの弦楽四重奏曲ハイドンセットは、私にとっては欠かせない曲である。
何はなくとも、これらの曲を聴いていれば気分は落ち着く。無論ブラームスの交響曲や室内楽曲、モーツアルトのピアノ協奏曲・ホルン協奏曲などでも同様であるが、聴きたい欲求度は少しだけ下がる。
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲への偏愛が度を超して、十数枚のCDを揃えてしまった。ヨゼフ・スークとコンヴィチュニー、このシェリングが特にいい。そして古いオイストラフとクリュイタンスの演奏も気に入っている。