Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

本日から「芸術のパトロンたち」

2023年10月27日 22時34分26秒 | 読書

 珍しく喫茶店でパスタの昼食と短いコーヒータイム。本日から「芸術のパトロンたち」(高階秀爾、岩波書店)を読み始めた。喫茶店では序章「パトロンとは何か」の8頁だけ。長居をしている大学生達が少々うるさいので早めに店を出て、帰宅。先ほど15頁ほど読み、本日は終了。



 「芸術のパトロンたち」は、復刻版として第6刷が6月に発行されていた。1997年に第1刷がでている。この時は購入もしていなかった。
 高階秀爾氏ももうすでに91歳を越えている。ずいぶんと著書を読ませてもらっている。

「パトロン」とは、芸術作品の経済的、物質的担い手というだけではなく、芸術家を理解し、作品を評価して、芸術家に支援を与える人々のことである。イタリアのルネッサンスが、二世紀にわたる歴史を通じて生み出したものである。1540年、教皇パウルス三世はミケランジェロとピエラントーニオ・チェッキー二を同業者組合(石工組合)から解放した。1571年には、コジモ・デ・メディチが、すべての芸術家に対して同様の処遇を与えた。この中間の時期に、ヴァザーリの「芸術家列伝」が刊行されている。この時に芸術家は職人の状態から解放されて「芸術家」になったのである。

 これが高階秀爾氏の「パトロン」定義である。記憶しておきたい。というよりもどこかの本でもこの文章は読んだ気がする。記憶に残っていた文章である。この本でないことは確かだが・・・・。他の著者が引用をしていたのかもしれない。


ひと息ついた

2023年10月27日 20時46分47秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 本日の午前中、出かける前に退職者会の役員にニュースの原稿を送信、チェックをお願いした。いつものとおり誰でもが閲覧できるPDFに変換し、且つデータ量を少なくして送信。何時ものことながら、ひと息ついた気分。肩の荷がおりて、楽になったようだ。
 今回は写真を多くしたので、もとのデータ量が多くなり、印刷会社には持ち込みをしなくてはならなくなってしまった。30日(月)には持ち込みたいものである。

   

 


ソメイヨシノが咲いた

2023年10月27日 15時45分08秒 | 近くの自然

      

 一昨日見つけた近くの公園のソメイヨシノの蕾と青い葉を再度見てきた。
 近くのソメイヨシノ10本ほどをじっくりと見て回ったけれども、花が咲いているのはこの木の、この一枝だけである。芽吹いたばかりの青い葉はほとんどの木に現れていた。
 この夏から秋にかけての猛烈な暑さにソメイヨシノも大きな影響を受けたのであろう。木に大きなストレスがかかっているはずである。生き延びてほしいものである。
 また近くの常緑樹であるタイサンボクの木の葉も周囲がこげ茶色に焼けていた。

 明日は団地の中の桜の木を見て回りたい。