雨は一時間ほどでやんだ。5ミリ以下の弱い雨であった。このくらいの雨が心を落ちつかせてくれる。
この柔らかな水の音に包まれた60分、気持ちが広がったように感じた。人は柔らかな水の音に敏感に反応する。
雨が去ったのち、秋の虫の声が静かに復活した。雨の音から虫の音の世界に、違和感なくスムーズに移行した。
さて、足の痛みが完全にひくまでは、自重の毎日である。とはいっても気がつくと毎日1万歩は歩いている。ただしウォーキングとしてではなく、ゆっくりとしたペースである。
先日整形外科の医師から、「足のむくみと痛み、そして両膝の痛みは、ひょっとしたら脊椎管狭窄症を発症した原因の腰の骨のずれが原因している可能性もある」と云われた。それが正しいかどうかは分からないが、あまり過激な運動は当面控えた方が良さそうである。
これまでウオーキングに費やして来た時間を毎日どのように使うか、悩みどころである。