本日は昼前に行われた団地内の打合せののち、思い切って上野の東京都美術館で開催されているマティス展を見に行くことにした。久しぶりに上野まで来たこともあり、駅から東京都美術館までの人の多さに驚いた。動物園帰りの親子連れなどが向かい側から押し寄せて来る人波に、杖をとられそうになりながら、やっと美術館にたどり着いた。
この時点で体力的にはかなり疲れてしまっていた。しかも15時過ぎで会場内は長蛇の列。係員に聞くと、現在並んでいるのは15時の時間帯の入場券であった。次回16時からの入場券もチケットショップに10数人が並んでいた。このまま50分近くをチケットを手にいるために並んだり、入場整理のために並んでも、会場内はかなりの混雑であり、ゆっくり見て回ることもできないと判断した。図録を購入して会場内に入った気になろうとしたが、定価3300円とのことで断念。
ここで東京国立博物館で開催している特別展「古代メキシコ ーマヤ、アステカ、テオティワカン」か、東京ステーションギャラリーの「甲斐荘楠音の全貌」どちらかを見て帰宅しようと考えた。東博の平成館まで夕陽の当たった暑いところを歩き、広い会場をさらに歩く気力が失せていることがわかり、東京ステーションギャラリーならば日向を歩かずとも行けることと、会場がそれほど広くはないと判断した。甲斐荘楠音はNHKの日曜美術館でも放映していたが、あまり惹かれなかった。しかし実際に見てみると印象も違うかと思いつつ東京駅に向かった。
東京ステーションギャラリーは入場者はそれなりに多かったものの混雑はしておらず、ゆとりを持って見ることが出来た。
感想は後日。