午前中は神奈川大学のみなとみらいキャンパスで「欧米美術紀行」(講師:中村宏美氏)の連続5回の講座の第1回目「アテネ」。ざっとギリシャ文明の歴史と、陶器に描かれた絵や文様、建築の解説。概要は既知であるが、年寄りには何回聞いても新鮮に聞こえる。
講義では各種展覧会のチラシも参考に配付してもらえる。今回は、
「パリ ポンピドゥーセンター キュビズム展 美の革命」(~1.28 国立西洋美術館)、
「永遠の都 ローマ展」(~12.10、東京都美術館)、
「モネ 連作の情景」(~1.28、上野の森美術館)、
「ゴッホと静物画 伝統から革新へ」(~1.21、SOMPO美術館)
の4つの展覧会のチラシ。
いづれも興味があるが、「キュビズム展」と「ローマ展」をとりあえず見に行く候補に上げてみた。
学食で昼食後、近くの喫茶店で「雨月物語」の「仏法僧」を半分ほど読んだ。久しぶりに横浜駅まで歩いてから書店を一回りしてバスにて帰宅。膝の具合は良くはないが、悪いなりに落ち着いている。3年前に戻るのは半ば断念した心境。