本日は大寒。ウィキペディアの説明を要約すると、
「大寒は二十四節気の第24。十二月中(通常旧暦12月内)。現在の定気法では太陽黄経が300度の時で1月20日ごろ。恒気法では冬至から1/12年(約30.44日)後で1月20日頃。期間としての意味では1月20日~2月3日まで、この日から次の節気の立春前日まで」
「寒さが最も厳しくなるころ。「暦便覧」では「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」と説明する。実際は1月26日あたりから2月4日あたりまでが最も寒い。寒(小寒 - 立春前日)の中日で、一年で最も寒い時期とされる。武道ではこのころ寒稽古が行われる。大寒の朝の水は1年間腐らないとされ、容器などにいれ納戸に保管する家庭が多い」
となっている。
★大寒の一戸もかくれなき故郷 飯田龍太
大寒の句といえばこの句であろう。大きな景を透明な空気感とともに、そして広角レンズを覗くように表現している。いかにも飯田龍太の私のイメージどおりの句である。
甲斐の山から盆地をのぞんでいるように鳥瞰図に近い視点ではないだろうか。ただし真上からの視点ではない。故郷は盆地の広いところではなく、下って行く途中の手前の集落あたりの中景に見ているのではないか。落葉し尽くした林の中に小さな集落が、あらわになって見える。遠景に盆地の町とさらに遠くに盆地を囲む山脈が、白く浮き出るように配置されている。多分顔を鋭い空気が痛いように刺さっているのではないか。
同時にあらわになった家々との密度の濃い行き来もまた引受けているのであろう。濃密な村落の共同体の存在も垣間見ることができる。
「大寒は二十四節気の第24。十二月中(通常旧暦12月内)。現在の定気法では太陽黄経が300度の時で1月20日ごろ。恒気法では冬至から1/12年(約30.44日)後で1月20日頃。期間としての意味では1月20日~2月3日まで、この日から次の節気の立春前日まで」
「寒さが最も厳しくなるころ。「暦便覧」では「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」と説明する。実際は1月26日あたりから2月4日あたりまでが最も寒い。寒(小寒 - 立春前日)の中日で、一年で最も寒い時期とされる。武道ではこのころ寒稽古が行われる。大寒の朝の水は1年間腐らないとされ、容器などにいれ納戸に保管する家庭が多い」
となっている。
★大寒の一戸もかくれなき故郷 飯田龍太
大寒の句といえばこの句であろう。大きな景を透明な空気感とともに、そして広角レンズを覗くように表現している。いかにも飯田龍太の私のイメージどおりの句である。
甲斐の山から盆地をのぞんでいるように鳥瞰図に近い視点ではないだろうか。ただし真上からの視点ではない。故郷は盆地の広いところではなく、下って行く途中の手前の集落あたりの中景に見ているのではないか。落葉し尽くした林の中に小さな集落が、あらわになって見える。遠景に盆地の町とさらに遠くに盆地を囲む山脈が、白く浮き出るように配置されている。多分顔を鋭い空気が痛いように刺さっているのではないか。
同時にあらわになった家々との密度の濃い行き来もまた引受けているのであろう。濃密な村落の共同体の存在も垣間見ることができる。
インフルエンザ、お互いに気をつけないといけませんね。
インフルエンザだけでなく、体調を崩しやすい季節、ご自愛を!