明け方に出た強風注意報は先程ようやく解除になった。しかしまだ風はやんではいない。
本日シジュウカラが団地の中や周囲でさかんに囀っていた。はじめは私の住む棟の南側、北側の梢を飛び回っていた。
南側では欅の枝に止まっている姿を見つけることができた。北側のときはプラタナスの木にいると思われたが、姿を見せなかった。
午後遅く帰宅したとき、団地の入口付近の電線の上にいた。しばらく見上げていたものの、首もつらくなった上に、反対側の歩道を歩いて女の子が母親に「おじさん何してるんだろうね」という言葉が聞こえたので、見上げるのはやめた。
昼に家で見たり聞いたりしたシジュウカラと同じ個体かは不明だが、わたしは同じと思っている。
確かに一昨日も一度聞いたと思う。親近感のわく囀りである。
★少年の影克明に四十雀 飯田龍太