Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

横浜市民病院のコロナウィルス感染 3

2020年04月05日 12時30分29秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 昨日の神奈川新聞の報道は、昨晩そのまま掲載させてもらった。そこで「市役所での会見で同病院幹部は『危機感が足りていなかった』と陳謝した」という一文がとても引っ掛かっている。

 これは記事の曖昧な記述に起因している。「危機感が足りていなかった」というのは、病院の管理者側の体制のことを言っているのか、それとも「医療住樹脂やの自覚が足りなかった」といっているのか、という点が曖昧である。

 記者会見があったのであるから、当然にも経過などが記された「記者発表資料」があるはずである。しかしいまだに市民病院のHPにはアップされていない。2日の「記者発表資料」がアップされているだけである。
 これを見れば病院管理者が具体的に「危機感が足りていなかったか」記述されているはずである。記述されていなければ記者はきちんと質問なりをしなくてはいけないはずである。
 ことは重大な局面を蘆変えている感染症である。土・日にかかわらず発表は丁寧にしなくてはいけないはずだ。
 今の国の体質のように、第一線の末端職員に「責任を押し付ける」体質に横浜市も染まってしまったのかと考えたくはないが、危惧している。

 第一線で働くのは医師・看護師・理学療法師・検査技師・薬剤師・栄養師・調理師等々のスタッフ、事務職員、また今は当然のようになってしまったが会計や受付などの派遣のスタッフ等々である。さらには大切な医療器具や薬の納入業者なども含めるとその数は膨大である。
 さまざまな人が、医療行為というストレスのたまる厳しい職場で業務をこなしている。特に今はきびしい職場環境であると思われる。彼ら全てに「自覚が足りない」といって責任を転化してしまっては、管理者としての責任回避である。管理者としての対応に問題はなかったのか、もしあったら今後どうするのか、含めた誠意ある対応と、そして外来患者に対する懇切丁寧な説明が必要である。
 すくなくとも広報と説明については、あまりに不親切な現状であると思っている。それが誤解ならばいいのだが。 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。