Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

ショパン「ノクターン」

2021年01月23日 10時33分25秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 朝から冷たい雨。予報で雪になると聞いているからだけではなく、葉に落ちる音からはいかにもみぞれや雪になりそうな気配がする。
 台所のある北側の窓の下にあるつつじの細かい葉は、深い緑の色が冷気を吸い込むように雨の細かな粒を貯め込んでいる。少し冷気が緩んだ水滴が地面に落ちていく。何日ぶりかの雨で、土も空気も水を自ら取り込むことに貪欲である。

   

 人の気持ちの中にも湿気が吸い込まれていく。このような日は、ショパンのノクターンの気分である。表情豊かで、一度聴いたら忘れられなくなるルビンシュタインの演奏のCDをかけている。このような雨に音がとけこんでいくのがわかる。



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