Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

箱根山火山の状況に関する解説情報第5号

2015年05月07日 02時16分33秒 | 天気と自然災害
箱根山 火山の状況に関する解説情報 第5号
平成27年5月6日16時10分 気象庁地震火山部
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
1.火山活動の状況
 箱根山では火山活動が活発な状態で経過しています。
 これまでに気象庁や神奈川県温泉地学研究所が実施した現地調査では、大涌谷温泉施設で蒸気が勢いよく噴出しているのを確認しています。4月26日以降増加している火山性地震は、引き続き多い状態で経過しています。
 気象庁と神奈川県温泉地学研究所が設置している傾斜計では、地震活動に関連するとみられる変動が観測されています。
 これらのことから、大涌谷周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生する可能性があるため、本日(6日)06時に、火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表しました。
 本日、神奈川県警察ヘリコプターの協力により実施した上空からの観測では、大涌谷温泉施設で引き続き蒸気が勢いよく噴出しているのを確認しました。
 4月26日以降の火山性地震の発生回数は以下のとおりです(速報値を含む)。
4月26~30日      67回
5月 1日   2回、 2日  37回、 3日  36回、 4日  34回、
   5日 116回、 6日(15時まで)8回
 低周波地震、火山性微動は観測されていません。
2.防災上の警戒事項等
 大涌谷周辺では小規模な噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。風下側では火山灰や小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
次の火山の状況に関する解説情報は、7日(木)16時頃に発表の予定です。なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>

http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/volinfo/kaisetsu.html


 火山性地震は一挙に数が減っているが、このことの意味するところはわからないようだ。大きい地震につながるのか、このまま収束するのか、増減を繰り返すのか、地域的に拡大するのか縮小するのか‥いろいろな疑問がわいてくる。
 震源分布の解析、評価も知りたいところである。相変らず震源は深さ4キロ付近と表層に集中しているように見える。
http://www.onken.odawara.kanagawa.jp/modules/t_data0/index.php?id=9


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