本日の講演会の終了後、会場の傍の居酒屋に入ってしまった。結局誘惑には勝てなかった、というよりも自分から誘うように気が着いたに居酒屋の椅子に座っていた、というのが正しいと思う。
二時間ほど居酒屋で過ごした。退職者会の幹事会は例年8月は休会なので、一カ月ぶりの再開である。再開といっても40年近く顔を合わせ続け、退職者会の会議で月に2~3回は顔を合わせていた仲間なので、懐かしい、という感じではなくいつものように自然な流れで居酒屋になだれ込んだ。
いろいろと話は弾んだ。今の政局のこと、現在の労働運動に対する評価、退職者会の今後の在り方などなど、楽しいひと時を過ごすことが出来た。
本日の講演会も、災害対策に対する自治体の取組み、労働組合としての災害時の対応など大変有意義で、勉強になった。質疑の時間はなかったが、自分の体験に引き寄せて考えることが出来た。このような機会、講演会というのは本当は現職の組合員にもっと聴いてもらいたいとも思う。自分の仕事を他の視点で見つめ直すいい機会であると思う。
現実のさまざまな対応というのは、難しいことや立派なことからも刺激は在るかもしれないが、一番肝心なのは経験をどう蓄積するか、ということにかかっている。その蓄積をキチンと継承していこうという意欲が大切だとあらためて実感出来た。