最近気がついた自分の体の変化の一つにショックを受けた。
歩いているときやウォーキングをしているとき、視線がすぐ目の前の路面ばかりを見ていることにハッとした。
実は、昼・夜とわず、狭い歩道などで目の前に人が忽然と現れてびっくりすることが度重なった。相手がスマホ歩きをしているときだけでなく、こちらもまた前方を見ずに俯いて歩いている自分に驚いた。ウォーキングの時も同様である。
そして人混みの激しい横浜駅の地下街や繁華街などでも俯いて歩いているのである。多分多くの人が私を避けてすれ違ってくれているのであろうと思うと申し訳ないと思ってしまう。
年齢を重ねたかたが、腰や肩を丸めて俯き加減に歩いている姿を見て、60代の時はできるだけ俯かずに歩こうと思っていた。
振り返ってみると、ここ2~3年、そのような体験を繰り返しているのではないだろう。もしかして眼球の動きも年齢とともに遅くなっているのだろうか。
先週あたりから、前方を見て歩くこと、俯かずに胸を張って歩くことを心掛けている。そうはいっても足もとを見ないと蹴躓く原因にもなる。足もとを見るのが基本になってしまわないように、「姿勢を正して、足もとを見るのはときどき、基本は前方」をブツブツと口の中で繰りかえしている。
俯いて歩くのが状態になっては、スマホ歩きの人と変わらない自分になっていたことに愕然としている。