Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

渡邊規久雄「シベリウス・ピアノリサイタル2」

2023年07月16日 18時28分32秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 今のところ横浜市の本日の最高気温は15時過ぎの34.7℃。平年よりも5.3℃以も高く、昨日よりも3.6℃高くなった。桐生市では39.7℃という。
 こんな中、昼直前に妻はパスにて買い物に出かけた。私は体調不良を理由につき合わず、家の中でゴロゴロ。

 本日は渡邊規久雄のシベリウス・リサイタルの第2巻を聴くことにした。新しいCDを出してくる気力が戻って来たようで、早速聴き始めた。3日続けて聴いた第3巻とともにこの第2巻も実によく聴いている。幾度も聴いた記憶のある小曲がつぎつぎに聴こえてくるのはうれしいものである。2007年10月の録音。

 シベリウスのピアノ曲を聴いていると、形式にとらわれない自由な飛翔を繰り返す鳥を思い浮かべる。鳥は鳥で空気の流れを敏感に捉えながら高度な操縦をしているが、傍から見ると実に自由である。シベリウスのピアノ曲はごく短い商品ばかりである。しかし音楽の伝統の中での制約と格闘しながらさまざまな試みを試している自由さを感じる。格闘しながら、といっても野放図で無秩序ではない。耳に心地よいメロディが身上である。



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