本日読み終わった本は「「バロック音楽 豊かな生のドラマ」(磯山雅、ちくま学芸文庫)。これまでバロック音楽については、作曲家個人の名前は知っていたし、それなりに聴いていた。楽譜も持っている。
モンテヴェルディ、コレッリ、ヴィヴァルディ、クープラン、テレマン、バッハ、ヘンデル、スカルラッティ―、ハイドン‥。しかし国別、歴史順序等々についてはまったく知識はなかったに等しい。それぞれの時代状況とのかかわりも断片的な、CDの解説程度の知識しかなかった。まして美術など他の芸術との関連も分かっていなかった。そういった意味でとても参考になる教科書であった。
一度読んだだけでは覚えられないが、今度バロック音楽を聴くときにはこの入門書を思い出しながら、そして体系的な位置づけをしながら聴いてみたいものである。
その意味で、巻末の年表はとても参考になる。
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