朝から聴いている曲はベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。演奏はヴァイオリンがヘンリック・シェリング、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、指揮はベルナルト・ハイティンク、1973年の録音である。ロマンス第1番と第2番は1976年の録音。
バッハのヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ、同じくヴァイオリンソナタとパルティータ、そしてベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲、さらに明日以降聴く予定のヘンデルのヴァイオリンソナタ、モーツアルトの弦楽四重奏曲ハイドンセットは、私にとっては欠かせない曲である。
何はなくとも、これらの曲を聴いていれば気分は落ち着く。無論ブラームスの交響曲や室内楽曲、モーツアルトのピアノ協奏曲・ホルン協奏曲などでも同様であるが、聴きたい欲求度は少しだけ下がる。
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲への偏愛が度を超して、十数枚のCDを揃えてしまった。ヨゼフ・スークとコンヴィチュニー、このシェリングが特にいい。そして古いオイストラフとクリュイタンスの演奏も気に入っている。