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鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

道の駅たるみずの足湯

2007-11-28 | 施設
道の駅たるみずは、垂水市牛根麓の国道220号線沿いにあります。
桜島と大隅半島がくっついているところから、東(福山方面)へ少し行ったところです。


道の駅たるみず。
後ろは桜島。


店内の様子。
垂水は魚どころですので、牛根漁協の新鮮な魚が売られています。


ここには温泉があります。
普通の温泉もありますが、目玉は足湯です。
足湯の長さ60mは、もちろん日本一です。

オープン当日、220名の客が足湯に入り、ギネスに申請しているそうです。
桜島と錦江湾を正面に眺めながら入る足湯は格別で、多くの客でにぎわっています。
ドライブで疲れた足をほぐすのにぴったりです。
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維新ふるさと館

2007-11-17 | 施設
昨日まで、西郷隆盛と大久保利通の史跡を紹介しましたが、気軽に明治維新のことを学べる施設が、鹿児島市立「維新ふるさと館」です。
場所は、鹿児島市加治屋町の大久保利通生い立ちの碑の隣で、西郷隆盛誕生の地からも50m程度で、絶好の場所にあります。


甲突川の左岸にある維新ふるさと館。
右の橋は南州橋。
建物の左に、大久保利通生い立ちの碑がある。


島津斉彬が、嘉永6(1853)年5月、建造に着手した我が国最初の洋式軍艦「昇平丸」。
翌年12月に完成しました。
幕府に献上して「昌平丸」と改名し、咸臨丸と共に北海道開拓の輸送船として活躍しました。


2分の1の模型の、80ポンドカノン砲。


武家屋敷や郷中(ごじゅう)教育の様子が再現されています。


薩摩琵琶。
この薩摩の古い楽器は、小椋佳さんによって紹介され、静かなブームになっています。

この施設の目玉は、維新体感ホールで、西郷や大久保を始めとする明治維新の英雄たちのロボットが登場する(下からせり上がるだけ)大規模な人形劇です。
撮影禁止のため、写真はありません。

なお、明治維新のことをもっと詳しく勉強したい人には、鶴丸城跡にある県立歴史資料センター「黎明館」があります。
維新ふるさと館は、観光客や子供が気軽に明治維新のことを学べる施設として造られています。

維新ふるさと館
 開館時間:午前9時~午後5時(入館は4時30分まで)
 年中無休
 入館料:大人300円、子供150円
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山川砂むし温泉

2007-09-27 | 施設
山川砂むし温泉は、指宿市山川福本字伏目の海岸にあります。
竹山の麓です。


山川砂むし温泉。向こうの山が竹山。
入浴料800円(浴衣含む)。
受付で浴衣を借り、更衣室で素裸の上に浴衣を羽織ります。


普段はこの海岸で入るのですが、このときは整備中で、隣にある人工の浴室へ。


浴衣のまま横になり、スコップで砂をかけてもらいます。
程よい温度と砂の重さが心地よく、10分もすると全身から汗が噴きだしてきます。
入浴時間は15分が目安です。
普通の温泉では味わえない爽快感があります。
この後、温泉(お湯)に入り体を洗います。


海岸の砂むしからは、このようなすばらしい景色を眺めながら入ることができます。
山は開聞岳です。
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特攻平和会館

2007-03-31 | 施設
昨日、知覧の武家屋敷を紹介しましたが、もう一つ知覧で有名なものといえば特攻基地があったことです。
太平洋戦争末期、ここから片道分の燃料と爆弾を積んだ特攻機が飛び立っていきました。
特攻隊員の遺影や資料を展示しているのが特攻平和会館です。
知覧の町から少し離れたシラス台地の上にあります。


特攻平和会館。
知覧の町は、武家屋敷とこの特攻平和会館を訪れる観光客でいつもいっぱいです。


庭に展示している戦闘機「隼」
これは、映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」で撮影用に使用されたものです。
「隼」は知覧の基地から120機が飛び立ちました。
特攻で散った全体の御霊は1036柱です。


会館の隣にある三角兵舎。
土間の通路を挟んで粗末な寝床があり、特攻に飛び立つ前の夜、仲間と酒を酌み交わして最後の別れをしたところです。

会館の中は、撮影禁止のため写真はありませんが、特攻隊員の遺影、遺書、飛行機、その他さまざまな資料が展示してあります。
二十歳くらいの若者が、どんな気持ちでこの遺書を書いたかと思うと、胸が締め付けられる思いがします。
それにしても、昔の若者のなんと字の上手なことでしょう。

修学旅行にもよく訪れるところみたいで、小中学生の千羽鶴とメッセージが展示してあります。
戦争のむごさを伝える絶好の施設でしょう。

特攻平和会館の案内
 開館期間:年中無休(ただし、都合により休館することあり)
 開館時間:午前9時から午後5時まで
 入館料:大人500円、小人300円
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弥五郎伝説の里

2007-02-10 | 施設
昨日紹介した岩川八幡神社の近く、曽於市大隅町中心部の南にある小高い丘に、弥五郎伝説の里があります。


ここには、運動広場、道の駅、温泉、実物大のや五郎どんを展示した弥五郎祭り館などの施設があります。


ここの目玉は何といっても、この弥五郎どんの銅像でしょう。
銅像の大きさは、高さ15m、重さ39tで、大刀9m、小刀7mあります。
丘の一番高いところに、公園を向いて建っています。
1996年に建立されました。

弥五郎どんとは一説によると、300年の長寿を誇り、6代の天皇に仕えた竹内宿弥か、最後まで大和朝廷に抵抗して服従しなかった大隅隼人の酋長、大人弥五郎のことではないかといわれています。

毎年11月3日に、岩川八幡神社で、弥五郎どんの人形を引いて練り歩くや五郎どん祭りが開かれ、10万人の見物客でにぎわいます。


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囲炉裏

2007-01-24 | 施設
囲炉裏、火鉢、火箸、五徳・・・
昔の暖房に関するこれらの品物が生活の場から消えつつありますが、我が家に囲炉裏があります。


囲炉裏。やかんなどを置く丸い輪が五徳。
種子島の実家にあって使わなくなったものを、修理して持ってきたのです。
もちろん現役で、毎日炭を焚いています。


その炭ですが、種子島の実家の知り合いが炭焼きをしており、そこから取り寄せています。
備長炭のように見事で火持ちのする炭です。

赤々と燃える炭。その上でチンチンと沸くお湯。
ほのかに炭の匂いがして、エアコンでは得られない暖かさがあります。
たまに家で宴会をするのですが、みんな焼酎のお湯割りは魔法瓶からでなく、囲炉裏のやかんで沸かしたお湯を使います。
そのほうがおいしく感じます。
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田中一村記念美術館

2007-01-09 | 施設
奄美空港の近くに、奄美大島の自然や歴史を展示した「奄美パーク」がありますが、その一角に田中一村記念美術館があります。
田中一村は、人生の後半を奄美に移住して奄美の自然を描き続けた日本画家で、孤高の画家とか日本のゴーギャンとか呼ばれる人です。


田中一村記念美術館の入り口。


建物の中に入ると水を張った庭があり、ここに高倉を模した3棟の家が並び、時代順に一村の絵が展示されている。

田中一村のプロフィール
・ 1908年(明治41年)、栃木県に生まれる。
・ 幼いときから天才的な才能を発揮し、旧制中学時代から南画家として知られる。
・ 大正15年東京美術学校入学後、3ヶ月で中退。
・ 中央画壇とは一線を画し、50歳の時に奄美へ移住し、紬染色工として生計を立て、蓄えができたら絵を描くという生活を送る。
・ 昭和52年、名瀬市の借家で69歳の生涯を終える。


奄美の自然を描いた絵のひとつ「アダンの木」
一村は、ソテツ、クワズイモ、ダチュラ、アカショウビンなど奄美の自然を描いた絵を数多く残している。
地位や名誉や富を求めず、自分の描きたい絵を描いたからこそ、見るものの胸を打つのでしょう。

田中一村記念美術館
 鹿児島県奄美市笠利町節田1834
 開館時間:9時~18時
 休館日:第1・第3水曜日、12月30日~1月1日
 入館料:一般200円、高・大生140円、小・中学生100円
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姶良町リサイクルセンター

2006-12-01 | 施設
ある会の環境に関する研修会で、姶良町のリサイクルセンターを見学した。
姶良町は鹿児島県で、いや全国的に見ても最も熱心にゴミ問題に取り込んでいる町のひとつといっていいでしょう。


リサイクルセンターの建物。
2階が分別場、1階が破砕やプレスを行うところである。


ゴミは収集所でこのような青いネットに詰められて収集する。
ポリ袋自体がゴミになり、処分するのに金がかかる上環境にも悪いからだ。これだと繰り返し使える。


カン、ビン、ペットボトルなどが、種類や色に分けられて収集され、さらにここで分別する。
分別したものは下に落とすようになっている。カンは1階で磁石によりアルミとスチールに分別する。


プラスチック類は食品の包装となっているものが多いが、きれいに洗浄されている。
納豆の容器のネバネバもきれいに取られている。ゴミ処理場特有のいやな臭いはまったくない。


ビンは色により3色に分けられ、破砕される。


カン、ペットボトル、プラスチック類はこのようにプレスされ、20kgくらいの塊になって出荷される。
当然売却するわけだ。

役場の方の説明によると、平成14年から町をあげてリサイクルに取り組んできたそうだ。
ゴミは徹底的に分別し、洗浄してから出す。収集所には指導員がいて、異物がないか、分別が正しいかチェックする。
姶良町の資源化率は99.9%だそうだ。
処理費の低減、売却益で年間5000万円以上の利益が出ているそうである。そのうちの一部は住民(自治会)に還元される。

ここを見学してゴミ問題の解決には次のことが必要だと感じた。
・行政によりハード、ソフト面のシステムを構築する。
・住民に対する教育、啓蒙活動。
・住民は、決められたルールはきちんと守る。収集に当たっては指導、チェックが必要。
・子供も参加させて、小さいときから教育する。
・住民への利益の還元。これによりやる気が増すだろう。

一人一人がゴミ問題について真剣に考え、実践していくことが大事だと思った。
これこそが鹿児島の自然を守ることにつながるだろう。

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